100人コーディネート~梅屋さんの夜のコーデ~

このお写真を見て、「あ、梅原さんの?」と思われるかたも多いはず
自分らしく自由にオシャレを楽しむ女性に向けて発信されている、梅屋さんのキモノ
私も半衿を持ってます
キモノももちろんですが、小物類が楽しいと定評があり、
それは モダンなデザインを
職人さんの手仕事で作ってらっしゃるホンモノの作りからの人気ですね



(掲載文そのまま)


「夜の森」??鬱蒼とした夜の森。

そこに潜む生き物達を、

着物に綴じ込めました。


梅原 麻里(モダン着物小物 梅原 店主)


様々な動物、昆虫、植物が潜んだ、存在感のある着物です。

鮮やかなブルーからブラックへのグラデーションや、パープルとの対比が美しく、

ポリエステルの発色の良さが生かされています。

細やかな柄や多色使いの図案を、インクジェットプリントで染めました。

実際に着てみると 派手さよりもシックな印象が目立つ一枚です。

とびきりおしゃれして、遊びに行きたくなる着物です。

(掲載文ここまで)


ポリエステルの着物は 洗える、安い、色が鮮やか

とても使い勝手がよいものです

このキモノも46000円と値がついており、若い女性でも買える設定。

今のキモノ好きさんは

正絹とポリエステル、たいていどちらもお持ちで 上手に使い分けしているように感じています

オオカミやコウモリ、フクロウたちが潜むキモノももちろん、

この帯、帯揚げ 素敵ですねえ


100人コーディネート~grayish~

グレイを基調にした作品です・・地味さはありませんね
帯も博多織独特の光沢が、グレイを引き立たせ、吉祥の七宝文様が美しい
モト・くるりさんのスタイリストさん、と聞くと 
この組み合わせに キモノ好きさんは あぁ~と納得されるんじゃないかしら
シンプルで 無理のない上品さ、街着にもパーティにも着られそうな幅の広さのコーデは
さすがです
帯は 先日、コーディネートでアップした→ 最古の博多織のお店 にしむらさんのお品です


(掲載文そのまま)


grayish


大竹 恵理子

(着物スタイリスト、着付師)


目白花想容の店主・中野孝太郎作の手染め小紋をベースに、

グレイッシュトーンでまとめたスタイリングです。

帯は博多西村織物の七宝柄八寸帯です。


プロフィール

父が建築士、母が和裁士という家庭に生まれ育ったため、自然と日本文化に興味を持つ。

長沼静きもの学院にて、一般的な着付けをはじめ、

花魁などの時代衣装、白無垢などの婚礼衣装まで、様々な着付けを学び、

2006年(株)着物屋くるり入社。

以降、くるりのスタイリング・着付け全般を担当。

現在は フリーランスのスタイリスト、着付師として、

広告、CM、雑誌などの媒体を中心に活躍中。

(掲載文 ここまで)


花魁のお着付け、仕上がりを映画やテレビでしか拝見したことがないのです

一から見てみたいなあ



木綿の留袖~美枝きもの資料館~

え木綿の留袖絹じゃなくて
きものサローネの前半にての展示、写真でしたので、思わずパチリ




お写真が分かりづらくて すみません

まず、左 水色の説明文から

(掲載文そのまま)

浅葱地木綿友禅松梅館池に鯉模様小袖
(江戸時代)

木綿友禅の小袖で 裾に水と鯉を配した模様は 江戸末期ごろにしばしば見られる。
裾を曳いて歩くと動きにつられて鯉が躍動するという、
江戸末期らしいしゃれた趣向であろう。

身丈148.5cm 袖丈45.6cm ゆき60.4cm
(掲載文ここまで)

このキモノのお柄、復刻版にして 今販売しても売れるんじゃないかしら・・
世代を超えたエネルギー、センスの良さ、配置の美しさを感じました
裾を間近でとっておけばよかった・・と後悔中



さて、右 赤色の留袖です

(掲載文 そのまま)

赤木綿地菊に草紙散らし模様留袖
(明治時代)

赤の木綿地に菊の折枝と草紙を散らし、
その間に引霞があしらってある。
草紙には松、竹、富士山などが達者な筆到で描かれており、
簡単な色差しが加えられている。
木綿友禅としては田舎臭さがなく、洗練されている。
明治20~30年代のものであろう。

身丈140.5cm  袖丈60.4cm ゆき61.5cm
(掲載文ここまで)

美枝きもの資料館さんのウェブから お借りしてきました
右の木綿の留袖、このお写真のほうが分かりやすいですね

山梨兼南巨摩郡身延町にある資料館、
江戸時代から昭和までのきもの約1万点が収集されているそうです。
十二単や袿袴(うちきばかま)など宮中の衣装も展示。
キモノの流行とは全く関係ない、宮中独自の衣裳、
新作キモノ、
一般家庭で秘蔵されていた古い嫁入り衣裳や礼装、子どもの祝い着などを
季節ごとに展示を入れ替えて 一般公開されています

い、行きたい・・行ってみたい・・
行かれたキモノ好きさん ご感想お聞きしたいわ~



100人コーディネート~博多織のイメージが変わる?~

九州生まれのこともあり、博多織には思い入れがあります
今は え?これが博多織?のようなモダンな博多織も販売されていますし、
昔ながらの献上柄も かなり重宝しますよね
伝統を守りながらチャレンジを繰り返す、
キモノ好きには有名な博多織のお店
博多の織屋 にしむらさんの 上品で とってもお出かけしやすいコーディネートです



(掲載文そのまま)


今までの博多織のイメージが変わる?

献上柄のうっすら織り込まれたお召しに、

都会的センスの名古屋帯のコーディネート


織屋 にしむら


博多といえば 織の産地というイメージが強いですが、

今回のコーディネートに用いたのは 帯ではなく 博多の着物です。

このお召し「志の紬」には

鎌倉時代より護身の柄として言い伝えられている献上柄がうっすら織り込まれています。

着た人が動くと織り込まれた柄が、ホログラムのようにキラキラと輝きます。

また、それに合わせた帯は

1900年代前半にフランスで流行したアールデコ様式をイメージしたシンプルな名古屋帯で

その都会的なセンスで着物をひきたてます。

織屋にしむらは 博多織最古の織元で、

江戸末期(1861年)から150年以上の歴史を持ち、

その質実剛健な作品は博多織のよさを今に伝えております。

(掲載文ここまで)




お召の地の色は違いますが、にしむらさんのウェブサイトから、お写真をお借りしてきました

間近で見ると・・

確かに献上柄の織が見える着物ですね


都会に似合う、お洋服のかたばかりの中にキモノが一人でも 浮かない、スタイリッシュで上品なキモノです


100人コーディネート展~知的で上品な花想容さん~

こちらのキモノ、キモノ好きさんは 一瞬「付け下げ?」と思うんじゃないかしら
とても落ち着いた小紋、大人の雰囲気を持った小紋だそうです
(一言で言うと、”付け下げ”は全ての柄が上を向いています 
”小紋”は同じ柄の繰り返し、壁紙みたいなものね)
はい・・とても好きなすっきり感
金彩加工もさりげなく、控えめの中にも上品、魅かれた女性は多いのでは



(掲載文そのまま)


女性らしく落ち着きのある新春の装い~

格調高く エレガントに 華やかさを添えて・・・


田中 由紀(花想容 着付け師)


着物は変わり縮緬(ちりめん)のぼかし染め小紋です。

金彩加工してありますので、晴れやかな席にむきます。

高度なぼかし染めがされており、大人の女性を意識した小紋です。

名古屋帯と草履は照花工房のオリジナル手刺繍です。

孔雀は邪気を払うといわれており、縁起のよいモチーフになります。

小紋がしっかり落ち着いていますので、帯は新春の華やかな雰囲気を醸し出すように

少し豪華に、

帯揚げにアクセントを。

上品さの中に華やかさがあり、かといって華美になりすぎない節度ある美しさを意識しました。

改まった華やかな着こなしが苦手な方でも、晴れやかな装いを楽しんでいただけるコーディネートです。

(掲載文 ここまで)



上の写真は後期のもの、下の写真は前期のものです

二枚あるくらいなら、お太鼓柄を取っておくべきでした・・アップで・・正面しかないのが、残念

こういったキモノ、セオリーなどの服が好きな方には とっつきやすいかしらんと思います。

帯揚げの深いピンク紫が効いていますよね

私だと このキモノなら、柄がもっとついた帯を合わせちゃうかも・・

こんなすっきり組み合わせも 都会的でいいわ~

知的さもありますね

呉服北浦さんの催事に行ってきました

千總さん(京友禅で有名なお店ですね)と川島織物さんを主に扱う 呉服北浦の女将さんであり、
コンテンポラリーのダンサー兼 振付師兼 先生です
さっぱりしたお人柄のなかに芯が見えて、それは 明るい明るいポジティブな芯
でも お気遣いは 女将さんレベルですよ~
そう・・さっぱり だけでなく、人情派一番に浮かぶのは優しさかな


同じく仲良しマサヨさんと 阪急電車と南海電鉄乗り継いで、到着しました泉佐野

帯締め、帯揚げもお安いと聞いて、「北浦さんの催事、一番乗りしよう」と

11時に到着しました



このお写真・・素敵でしょう

キモノの反物なんですよ

銘があると思います・・聞き忘れ、すみません

染めの作家 渋谷和子先生のお品、この大胆な色使いの重なりが渋谷先生の真骨頂

大胆だけではなく、着用する女性が纏う美しさ、色使いの妙、考えてあるのがさすがです



私が帯揚げを持って・・そうしたら、マサヨさんが 「あ、私も」と、

そこに 北浦のご主人さまが入り、 「いかにも呉服屋さん」な写真、撮ってみました



11時に到着の私たち、15時過ぎまで お邪魔しました

その間に たくさんのお客様・・私まで いらっしゃいませ~と言ってしまうくらい馴染んでおりました
そうそう、今日は 洋装なんですよ

レオナールのあっぱっぱ~式

(頭からすっぽりかぶる、Aラインです 実サイズより大きめでそこが気に入ってます すっぽり、って感じ)

なワンピース、

紺地にピンクのカトレア

レオナールに魅かれるのは 生地の美しさ・・キモノに魅かれるのと同じ感覚

はおり物の白は Ren'e(ルネ)のカシミア、ワンピースにもなりますが、寒い日に軽く羽織るものに使っています

カシミアの肌触りが好きで、羽織ものに使うと痛みやすいのは分かっているのに ついつい手が出てしまいます

キモノ談義に花が咲く~

呉服北浦さんの催事は 16日 11:00~18:30まで

お気楽に どうぞ→



100人コーディネート~身近なキモノ、懐かしく新鮮なキモノ~

100人コーディネート展、
一気に4作品 ご紹介します
素敵な作品ばかり、どうぞご覧くださいませ



右のピンクの絞りの着物のご紹介です

(掲載文 そのまま)

春をイメージした絞りの着物
花畑に夢花の帯を浮かべました。

中野 光太郎(染色家)

絞り染めで作品を作って18年になります。
最近は絞り染め以外に手描き染めや型染めなども試みていますが、
ほとんどの作品を絞り染めで制作しています。
この着物は滋賀県長浜で織られた紬生地に春の雰囲気で染めてみました。
総柄の着物は振袖や七五三のお祝い着を中心にオーダーで制作しています。
打ち合わせを兼ねて製作しますので 完成までに約半年いただいています。
帯は自分の経営する目白・花想容のオリジナルで、
大分在住の染色家清水麻里さんの作品です。
染めの着物に染めの帯の組み合わせですが、
帯は透明感があり、絞りとの相性もよく人気です。
(掲載文 ここまで)

花想容さんは 私たちキモノ好きの間では有名なお店、
大正時代の古民家でカフェを楽しめる着物店
「花を見て女性の姿を想う」という漢詩からとられた名前、花想容
まさにこのキモノは 私たちのイメージの花想容さんです





上の写真で 左にある黒羽織の着物

こちらの後半のお写真で見るほうが落ち着きがありますね

この二枚目のお写真でも左にあります


(掲載文そのまま)

「しゃれ黒羽織」とよんで

羽裏にスカーフ。

普段に着る黒羽織の提案。


細野 美也子(月刊アレコレ編集人)


黒羽織のイメージは二つ。

一つは昭和の母たちが入卒に着た、イケてない昭和の古臭いイメージ。

一つは、戦前から大正へ遡る日本画に見るようなシックなイメージ。

こちらは、イケてる昭和・大正の豊かな面影があります。

その黒羽織を一工夫して、後者のように、お出かけのときに着る提案です。

展示の黒羽織は、箪笥に眠っていた地味紫の反物を黒に染め替えて、羽裏にエルメスのスカーフを使ったもの。

紋は銀鼠の糸でバラを刺繍。

あそび心のある黒羽織になりました。

名付けて「しゃれ黒羽織」。

箪笥に取り残されている黒羽織や反物。

一手間かけて「しゃれ黒羽織」として楽しんでください。

(掲載文ここまで)




真ん中の淡い黄色の着物・・なんと大島紬です

私も白とピンクの格子柄の大島を持っていますが、

福原氏のこだわりの大島紬は色美しくシンプル

ぜひ説明を読んでくださいね


(掲載文そのまま)

草木の力を信じ、糸そのものの質感に賭けた、春色の紬


福原 豊(紬のふくはら代表)


「そもそも大島紬って、もっと自由な織物だったんじゃないか」って、

常日頃考えております。

泥染めにこだわらず、絣合わせにこだわらず、

図案にも、遂には大島紬って名前にさえこだわらない。

「じゃあ、何?」って聞かれたら、

「大島紬職人による、草木で染めた生糸と真綿によるすくい織の紬です」

と答えます。

「大島紬は、帯、小物そして着る方を引き立たせる脇役」が私の考えです。

シンプルであることが身上です。

そんな私が職人さんに

「柄は入れないで、色と質感で表情を作るには?」という要望に

上ってきた織物です。

光を反射する経糸の生糸を、光を吸収する真綿で緯から抑える。

すくい織で表情を出したら、色と質感でグラデーションが出来上がりました。

図案がないので、考えながら 織り上げています。

作り手が楽しくなきゃ、着る方だって楽しくないはず!

二葉さんの江戸更紗の帯でより春らしさを出してみました。

(掲載文ここまで)





はい、この右の作品・・私の今の仕事にとても近いと感じています

私の生徒さんは お友達や御親戚の結婚式・披露宴、お子さんの七五三など

ご自分の節目、お友達の節目に着物をお召しのかたがとても多いんです

女性の節目、妻としての節目母としての節目・・たくさんの節目をこの三年で見てまいりました

とても共感する作品です


(掲載文そのまま)

日本女性の奥ゆかしさと秘めたる想いが伝わりますように。

ひとりひとりの貴女が迎える大切な節目にお召下さい。


新津 成美(着物乃塩田)


冬の最中、全てに先駆けて春の訪れを告げる梅。

一輪、また一輪と花開く姿に喜びと安らぎを想い、

「梅」は万葉の昔から人々に愛されてきました。

和らぎの若緑色に映える真白の花は清澄で馥郁としたかおりまで漂うかのよう。

寛文小袖から柄どりされた華紋の帯はゆったりとおおらかな大胆さで描かれ、

清楚さに華やかさを添えています。

これからの佳き日を祈り、幸多かれと願いを込めて・・・

(掲載文ここまで)


全て着物乃塩田さんでの販売のお品です

着付けをお教えする時、生徒さんがお持ちになる訪問着・・このようなお品が一番多いのです

一見 よくある感じの着物に思われがちですが、

その人を美しく魅せる、御相手のかたに敬いの気持ちを持つ、そして 親御さんからの着物でしたら その方の幸せを深く祈る、

そんな思いがたくさん入った着物たち

私も初心に戻って 誠実に着付けをお伝えしたいと思わせてくれる、とても清楚なキモノでした


100人コーディネート~ポンチョのような羽織~

今回みた100作品の中で 一番、驚いたコーディネートです
私自身 デニム着物などカジュアル着物用のコートは 和洋で使えそうなウールのケープ
でもこれは紬
こんなにファッショナブルなポンチョ、始めて見ました
実際の着用になると きっと合わせるものの工夫が必要になるかな
ファッションの一つの新しいテーマを見るようなハッとする気持ち
着物でくくると ちょっと違う・・和と洋の間の新しい提案なのかも
大好きな大島紬のポンチョです
下はバティックの巻スカート、福島のお生地だそう
どちらも洋装と違うのは 残り布がない、製作の仕方 エコですね
文章を読むと お蚕様の命のありがたさを感じ、生地がそこから生まれているのを痛感します
実際にもう販売中~80000円だそうですよ




(掲載文を載せます)


和洋装を問わない、ポンチョのような羽織。

命の「つむぎ」から育まれる、

「枡屋儀兵衛」監修の縞大島紬作品。


河野 祥子(意匠デザイナー)


真綿を織り込み、日本の赤色を表現した縞大島紬。

赤色は蚕、その命を連想しました。

残布を生まない、和装仕立て。

一枚の素材を最大限使い切る事で、生命を想う作品。

ポンチョのような羽織は 装う自由をテーマに デザインしました。

従来の和洋装のくくりにとらわれる事なく、日々の暮らしの中で 着手の感性を通じ、

多様なコーディネートを充実させて欲しい。

私は そう願います。

今回、キモノと源流で繋がる、インドネシアBATIK(バティック)巻の布をロング・スカート風に見立て、

コーディネートしました。

1枚布は 福島県川俣シルク。

赤丸の染め上げは、京友禅です。

(掲載 ここまで)


装う自由・・多様なコーディネートの充実

たくさん、たくさん 見てみたいなあ

日本のものづくりの伝統からうまれる糸や生地や織物や・・そんな作家さんや職人さんの作品が活かされるような、

新しい発想、期待します


100人コーディネート~10年をかけた生地とレトロモダン~

並んで 飾ってあったお着物、写真にどちらも写っているので 一緒にご紹介します
着物の生地に凝る、帯に凝る、帯締め、帯揚げ、半衿に凝る、
トータルのデザインに凝る・・100もございますから、
贅沢にも さまざまな視点からのコーディネートを拝見できます
一つ 言えることは 出展者さんの普段のこだわりを じっくり目で教わることができること

こちら、五十嵐織物さんの・・あ、”織物”とお名前があるからといって 帯とは限りませんよ
こだわりぬいた着物の展示です


(掲載文を載せます)


光蔵一刀彫のきもの

京都西陣

五十嵐織物オリジナル作品


五十嵐 幸彦 代表取締社長


五十嵐織物株式会社が10年の歳月をかけて完成させたオリジナルの生地を使います。

この生地は 鳳彩と名付けられ、実用新案をとっています。

生地の特徴として、縦糸(経糸?)が三重に織られています。

この生地は 光沢のある生地となり、商品的にはとても上品な訪問着になります。

色無地は 織と彫りを併用して濃淡を 表現し、帯の合わせ方でセミフォーマルやオシャレ小紋として

幅広く着用できます。

(掲載文 ここまで)


間近で 実際に見ていただきたい、趣の深いお生地でした

色無地の生地をぜひ 見てみたい
この紫にとても魅かれましたが、違うお色も味わい深いだろうと想像できます

(下の写真の左に写っている着物です 帯の雰囲気は下のお写真のほうがわかりますね)





(掲載文を載せます)


和服であそぼう

~レトロ&モダン~


株式会社 都

(京都西陣の帯メーカー 「都(みやこ)」


今年の秋のお洋服の流行は 「おもいっきり昭和」だとか(!?)

小さいお嬢ちゃまやお母さん、おばあちゃんと同じ店で、形・柄は同じで、色違いのスカートを購入したりとか(Woo!)

そんな街の声をとらえて、今回の着物のコーディネートに取り入れてみました。

着物の色彩も流行のローズ系桃色ドットの小紋を、

帯びにはモダンな 傘の柄をアレンジして、

「粋さ」を表現してみました。

きものに恋する(!)私が、着物(レトロ)、帯(モダン)の和服で、

「大人かわいい」貴女を作ってみました。

(掲載ここまで)


一枚目の写真の右にも写っているこの着物、

帯揚げ、帯締めくらいは 使えるのですが、私には着こなせない・・だから、とてもとても気持ちをそそる着物です

色気も女性の強さも感じさせる、その複雑さが女性を彩ります

桃色ドットで心が浮かれそうな自分を 帯でしゃきっと抑えて、だから色気がほのりと出て、
とても素敵なコーディネート、

これは 私はしないコーディネートなので 見るだけで ワクワク


100人コーディネート展~ツバキ庵マミ先生 ウェディングコーデ編~

きものサローネin日本橋2014 で開催されている、百人百色
100人コーディネート展
のご紹介をしています

コーディネート 2作品目は 

色無地着物千花(ちはな) の木下恭兵さんと




(掲載文 そのまま添付します)


エクリュカラーのワントーン

コーディネートによるウエディングスタイル


木下恭兵

水玉柄の生地は 京都府丹後地方の織元さんがオリジナルで織り出したもの。

この水玉の持つ立体感は、織りの構造を深く知りつくす機屋(はたや)さんならでは。

ポップな織り柄に対し、

色はエレガントな淡いエクリュカラーに染めました


モリタマミ

「キモノで結婚式」

透明感のあるエクリュカラーに染められたこの色無地着物を見た瞬間、そんなことが頭に浮かんだのでした。

カジュアルなパーティであれば、むしろ「キモノ」としてではなく、

「ドレス」として捉えればいいのでは、と、

ワントーンコーデによるウエディングスタイルを考えてみました。


(掲載文 ここまで)



この作品は きものサローネの会期中、前半後半合わせて6日間展示がありました

一枚目の写真は

前半の三日間、入場してすぐのフロアに展示されていたもの、

二枚目は 後半 100コーディネート展の会場での展示です

照明で ずいぶん 雰囲気の変わるきものコーデでしょう

ウエディングシーンでのコーデですが、

下のお写真を見ると もっと普通の観劇などでも十分周りに馴染む、

さすがマミ先生のコーデになっています

半襟の可愛らしさと 帽子が 特別感を出していますね

立体感と光沢が 光で所作で変化する、素敵なキモノ、

やっぱり このコーデの主役は この織のキモノですね

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