月と太陽が握手するワイン

(ど素人の言いたい放題です)
ラ パッション グルナッシュ 2011
とにかくこのエチケット、可愛らしいでしょう
お月さまと太陽さんが 握手して 美味しい葡萄(品種はグルナッシュです)を作ってくれたんです
寒暖の差がとても大切
2011は 特に太陽さんが頑張った年、春はとっても熱く30度を超える日も・・
フランスの南 ル―ション地方
(以前は ラングドックとよく一緒にされていましたが、どちらの地方もいいワインが盛んになり 別に呼ばれるようになりましたよね)
6月からは しっかり雨が降り、
情熱のワインに仕上がりました
このワイン、1000円程度だったと思うんです
さらっといただけるのに ちゃんとベリーの香もするし、酸味も渋みもほどほどで
ホントにバランス取れてる仲良しワイン 


見て見て~このコルク、可愛いでしょう

はい、手が赤いです ワタクシ、酔ってます笑

これに何を合わすかですが・・

味の濃い、B級グルメに近いものが合うと思ったのよ、ワタクシ

で、ちゃちゃっと ケチャップライスをつくり(チキンがなかったので、ソーセージと茸、玉ねぎが具)

オムレツ(とは言えませんね笑)をちゃっと焼いて

ふわっと乗せました


これと 冷蔵庫に残っていた、茹でたブロッコリーと少しのローストビーフで一人ご飯

普段着のワタクシです

かたいけれど好きな紬

おはようございます
今、紬を着ながら この記事をパソコンで打ってるんですよ~
昨日、着た紬が どうしてもかたい・・・
洗い張りをする(悉皆屋さんや呉服屋さんにお願いすることになります)と柔らかくなる、と聞いたこともあるのですが、お代もかかるし
着て寝たらいいという通説もあるのですが、自分の寝相やらを考えるとそれをする勇気もなく
今日 家で着られる時間はとにかく着てみる、
体になじませることにしました

着やすくてあまりにヘビロテ・・杉達さんの藤色の長じゅばんを袖口からちらみせ

帯は 織悦さんの全通柄 洋花 抑え目ピンクと淡い水色が使いやすい

帯揚げは 何度か出てくる、大丸さんのワゴンセールで1000円で購入できた、

生地にいい厚みのある青のグラデーション帯揚げ 

帯締めは 弓月さんでいただいたもの、こちらもヘビロテ

帯揚げの上にしわが寄ってますよね

はい、少しかたいので 体に馴染ませることができにくいんです



全身

白とベージュの間くらい、花がうっすら織り込んである、好きな色の紬です

お裏(裏についている生地)も控えめな色(くすんだ薄紫のぼかし)なのが気に入っています


またまた、呉服北浦さんでいただいた道中着と一緒にお出かけでした

今 着用している紬に変化があったか・・また書かせてくださいね

美々卯本店

家で主婦をしているので 外でまで お鍋はしたくない・・が本音のワタクシ
ふぐ、すき焼き、水炊き・・作ってくださるかたが側に付いてくれるお店ばかり行ってます
その中で 鍋奉行ぶりを発揮してまで 食べたいもの・・いえいえ、鍋奉行になりたいから行くのかな、
それくらい好きなのが 美々卯のうどんすき

本店は初めてです
御霊神社の西裏、
駅で言うと大阪の本町が一番近いそう
大正14年の建物で、入り口を入ると 大阪の伝統を感じます

外観・・夜七時でした

こちらが美々卯さんのウェブからいただいた外観



うどんすきだけいただければ十分なんですが

コースにしないと 個室が取れないので、コースに


つけだし

左は自家製胡麻豆腐だそう

久保田千寿をいただきながら 


こちらが またまた、ウェブからいただいてきた、うどんすき全容
後ろに見える壺は おだしの壺
何度も足してもらえますよ~
具だくさんで 具にそれぞれこだわりがあります
それぞれの処理が丁寧なのが嬉しい



とにかく熱伝導の早いお鍋、すぐ くつくつ煮えてくるの
季節ものとして たけのこ、若布、今日はお餅がよもぎ餅、
そして
料金は別になりますが カニと牡蛎をオーダーしました

ここから 写メはありません・・

鍋奉行に徹していたからです

それぞれの具材に入る熱の時間で 仕上げていく・・かなり オタクな作業

こんなに上手にうどんすきを仕上げる私、きっと美々卯にお勤めできる・・と

夕べまで思っていたのですが、
美々卯でお仕事するかたは 運ぶだけだと気付いたのでした・・・


コースは お蕎麦も追加オーダーが無料できます

お腹いっぱいなのに お蕎麦も頼んでしまいました

美々卯ってお蕎麦でスタートしたお店なんですよね



階段の踊り場にある、木造のうさぎさん

欲しい・・・



水物は 苺やかんきつ系などのフルーツの上にジュレ


福井や北海道で無農薬で作られた蕎麦の実を使ったお蕎麦は 石うすで挽いてあるので

香りも残って

体に優しく 美味しかった~

今年初の美々卯さん、本店でスタート出来て 嬉しかったです

慌ただしい一日、どんな着物にする?

昨日5日は
たんぽぽ着物教室の高槻教室→
京都四条の京染会館→
南港・ハイアットリージェンシーで打ち合わせ&チェックイン→
大阪・本町 美々卯本店
と慌ただしく動いておりました
一枚のきもので動く時・・皆さん 何をお召しになりますか~
今回は
①袋帯レッスンなので 絶対袋帯、しかも 生徒さんに技術を伝えやすいように六通柄か全通柄
(全通柄は帯の端からはしまで柄がある帯、六通柄は帯の六割に柄がある帯)
②京染会館で博多織の帯の展示を拝見するので 博多織ではなく、あまり自己主張のない帯にしよう
③美々卯でご飯・・大好きなうどんすきなので 訪問着では仰々しい・・カジュアルな着物がいいな
④ホテルに宿泊するし、ベルボーイさんに大切にされそうな道中着

で・・こちらになりました

帰宅後レッスン終了してからの写真です・・お許しを

北浦さんで購入した道中着は 渋谷和子先生の御作

ワタクシにはもったいないくらいのお品です

着物慣れしているかた、呉服屋さんの女将さん どなたもがほめてくださいます

お背中はこんなお柄・・幾何学の様な でも温かさもある 不思議なお柄でしょう

いつまでも 飽きることなく 大切な道中着です


きものは 紬

明るい灰色に 白い花が織り込んであり、さりげないけれど 好き

帯は 柿渋染 黒がきつくないので 好きです

金、白の花の様な柄が織り込んであります

帯締めは 五島紐

帯揚げは 弓月さんでいただいた、ボルドーの色に大きなドット、シルバーの絞りが入ったモダンなお品

そして、

こっそりこだわったのが・・・ 

お袖から見える、赤の長じゅばんです

帯締め、帯揚げ、長じゅばん、色をそろえてみました

この長じゅばん、洋皿柄でお気に入りなんです~

明日も きもの姿でお越しくださいね、とおっしゃっていただいたかたと打ち合わせします

御相手の好むきものは どんなものだろう・・と考えながら 選ぶ、

自分軸で選ぶより 好きなんです、実は

生姜たっぷり中華

2月4日 立春ですね
暦の上では この日が春の始まり

第一候 東風解凍(はるかぜこおりをとく)
東風、つまり 春の風が凍っている土壌をとかしていく、そんな時期ですねってことだそう
実際はまだまだ寒いですね

お料理教室で習ったことをおうちで実践する おうちごはんです


蟹と豆腐の旨煮

下にちらっと見えている高野豆腐のようなものが 絹ごし豆腐です

お豆腐は水切りしていありますよ・・切っても崩れないくらい

青梗菜も先に下ゆでを軽くしておいて、

蟹、豆腐、青梗菜ともに 炊く時間を長くしないのが 色鮮やかなコツですね



帆立貝柱の焼売
豚のひき肉を使わず、自分で 豚肩ローススライスを刻んでしまうのが美味しいコツかなあと
しゃぶしゃぶ用だと すぐに ほぼひき肉状態、カンタンです
帆立も薄切りして細かく、それを混ぜ合わせ、蒸します
入れるべきは 玉ねぎ



きのこと鶏肉の炒め物

中華鍋の上で 鶏ももなどの具材を 触らず、蒸し焼き状態にするのが美味しく仕上がるコツ~
すぐ触らず、ちょっとガマン

上に見える細切りのものは たけのこです




中華五目おこわ

蒸し器で仕上げます

炊飯器だとお米の力が活かせないので 少し面倒だけど 蒸し器

五香粉、オイスターソース、干し貝柱で 中華っぽい


蓮根と牛蒡のニンニク炒め

良質ベーコンから出る良い脂とだしで
一気に根菜を炒めます

豆鼓(とうち)とベーコンは意外と合うんですよね
大徳寺納豆でも代用可だそう

体に

良さそうな一品です


生姜のプリン

豆乳、キビ砂糖、生姜・・体によさそう


今夜 また 焼売が食卓に上がります

ゆず胡椒を添えると さらに美味しいんです~


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きくちいまさん講演会~呉服業界若手経営者の会~

きものエッセイストきくちいまさん
きもの好きさんで知らない方はいらっしゃらないくらいの 普段きもののカリスマさん
「きくちいまが伝えたい!買ってはいけない着物と着物まわり」
「きくちいまの大人かわいい着物読本」
などたくさんの著書は きもの好き女性さんだけでなく 呉服屋さんやプロの方にも支持されています

お話をうかがい、第一印象とにかく聡明な方
辛口も甘口も自由自在、辛口を言いつつも気配りのかたで、影響の塩梅を考えていらっしゃって、
わざと少し行き過ぎた発言で プロの皆さんを鼓舞されます



今回の会場はこちら、京都市国際交流会館
雪交じりの午後です




この会は きものプロデューサー 石崎功氏の主催です

全国から 若手経営者さんが集まる貴重な機会に参加させていただきました

小規模着付け教室と位置づけられるかたたちも 複数いらして、少しホッとしたけれど

初めての参加で 緊張のワタシ・・




きくいいまさん、講演

普段着きものを顕在化させたかた

著書・・いえいえ、もうその存在そのものが
呉服業界と一般消費者のご縁つなぎをしてくださっています

独り相撲をとらず、もっと横のつながりを大切にしましょう

女性の背中にあるきものスイッチをオンにする役目を担うから、

その後、誠実に品格のあるお客様作りをしていってください

石崎氏の講演でも ”きれいごと”の実行、の話が

いまさんの講演と共通します

私の経営する”たんぽぽ着物教室”、きれいごとだらけのお教室で・・
その言葉に 自信をいただきました
細く長く、”きれいごと”を大切にする心を持続させようと思います


午前中、時間があるので、今から 先日のお話をまとめていくつもり

このブログでは まったく 着付け教室のことに触れないワタシ・・
考えがあってのことなんですけれど、

何か啓蒙もしたほうがいいのかな、とこの日参加して思うようになりました

まとめながら、考えてみます


たんぽぽ着物教室 ウェブサイトはこちら→

福を呼ぶ「年越し福そば」~かく谷~

旧暦では2月4日からが新年、だから「年越し」のお蕎麦です
京都・京大病院のすぐそば かく谷さん


今年の福そばは 
長寿を願った海老、
金運に恵まれる焼き餅、
喜こんぶのとろろ昆布、
縁結びの紅白結びかまぼこ、
春を告げる菜の花
「福満載」
2月2日3日だけの限定メニューです


京大病院にご用がある際、寄ります


こじんまりとした店内が落ち着く~


いつも このにゃんこの絵画の下のお席に




明日は節分

立春の前日、季節の分かれ目に豆まきなどで邪気を祓います

(節分はもともと四季それぞれにありましたが、この2月3日だけが残りました)

み~んなに 福が来ますように

特別展両陛下の80年から永楽屋さん

京都高島屋さんで開催されている、
特別展 天皇皇后両陛下の80年~信頼の絆をひろげて~
を拝見しました

きものと髪が乱れているのは・・
実は・・部屋着のおズボンを履いたまま きものを着てしまい、

やっと気づき、

慌てて お手洗いで脱いだのです・・・

こんなこと、あるんでしょうか・・・私だけですよねえ・・・

バッグは バラの柄の西陣御召、弓月さんのものです

ヤマハピアノとお椅子

昭和27年11月、陛下の成年式および立太子の礼のお祝いのお品として
ヤマハ株式会社より献上された「さやえんどう図」の沈金加飾ピアノ。
皇后さまご使用のハープとお椅子

皇后さまが長年お使いになられたハープ用の譜面台と楽譜一冊



寒い日でしたが、思うより ずっと来訪者が多く、

驚きました

幼いころからのお写真、初等科のご制服やランドセル、七五三のワンピース、お描きになった絵や工作などお品物の展示も多く、

初めて公開されるものもあるとか

お写真は170点、ゆかりのお品は130点

ご家族のお写真も微笑ましく、絆を感じます



ご一緒したのは・・今日もマサヨ先生

四条河原町通りの大きな交差点、

高島屋のはす向かいの永楽屋さんでお茶

マサヨさんのお品は ゆずパフェ


ああ・・私の髪、着姿の乱れは ↑↑↑の理由なので・・お許しください

ピンクの紬生地に手描きの椿の訪問着です

帯は つづれの鳥獣戯画 川島織物さん

見えませんが 帯締めは道明さんの矢羽 ピンクとラベンダー、金のもの

帯揚げは 紫と藍色を混ぜたようなお色、うさぎ柄



フルーツあんみつ

白玉がこっくり、大きくて美味しいです

久しぶりに 缶詰のパインをいただいたわ
私のあんみつには お茶がつくのですが、

マサヨさんのパフェにはつかないの

パフェこそ 体が冷えちゃうのにね、なんて話しをしながら パクパク食べる

マサヨさんのお茶のレッスン、また受けたいと思う午後




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