指輪ダイエット

ずっと気になっていました・・ズバリ、太ったこと
身長は153㎝です・・はい、おチビなんです
しかも 丸顔なので、体重がそれほどでもなくても ぽっちゃり見られがち
ソンしてるわあとずっと思ってました

一番 体重が少なかったのは クラシックバレエを まあまあ真剣にしていた頃で
男性と組むという理由から 38㎏ 
この頃は体重も気になっていましたけれど、
背筋と腹筋のバランスを取るとか、
インナーマッスルがとても気になっていましたね~
そして、体脂肪や体重を管理できると思い込んでいました
舞台に合わせて 落とすことが出来ていたんです

はい・・
それは ず~っと昔のこと、
一番 体重が多いのは ズバリ 今です


このお写真の指輪、

バンクリーフ&アーペルのアルハンブラです

大好きな指輪なのに 入らない

この指輪は 4,5年前に 9号(49サイズですね)で用意していただきました

それでも大きくて(なんと、まあ・・いまならあり得ないことでございます)

わざわざ 小さくしていただいたんです

その時の体重は 46㎏(正直者のワタクシ・・おそらく、それくらいが 40代の私のベスト体重かと)


ずっと太ったと思っていました

もちろん 自覚、ありました

どうにかしなきゃ、と思ってました

なので・・ブログでアップして 自分を追い込んでみようと思います

今日、3月25日から 開始します

また、アップさせてくださいね

お善哉の会のきもの

たんぽぽ着物教室へメールをくださるかたへ
申し訳ありません
お返事が25日以降になります
お急ぎの方は こちらのメッセージ欄かフェイスブックにて、よろしくお願いいたします


この日、私のきものは 4年ほど前に”何とか賞”をとった、ろうけつ染めの蔦(つた)の小紋

雅子さんが 「けいさん、帯周り 撮らせて~」

「あ、はいはい どうぞ~」とお腹をちょっと凹ませる、の図



左の雅子さんのきものは 紬・・だったと思う・・

帯は 博多織の半幅帯だった、ような

(すぐ 忘れて ごめんなさい><)




左はマサヨさん、真中が私、右が雅子さん




私のこの日の帯です

京都金閣寺近くの工房・杉達さん(杉本先生)お手製の 染めの名古屋帯

丁寧な青のろうけつ染めに 蝶がモダンに舞います
絶妙な色合わせ



お顔を隠すように言われたような気がするので・・りかさんです

大きな市松に柄の入った小紋・・りかさんは ぱっと目をひく柄が似合います

ちらと足袋が見えてますね ドットの柄足袋でした


後姿・・和歌山のよしこさんが 帯を結んでくださった後の写真です

すっきり 決まっていますね

右に一本線がありますよね お太鼓とたれと上下が綺麗につながっています



京都・北山のマサヨさん

黒だけれど きつくない 柔らかい印象の小紋です

白の絞りの分量が絶妙


御影の浩美さんが結んでくださった後で 撮影

マサヨさんお気に入りの袋帯

きもの好き同士で集まると 話は尽きません


御影でお善哉の会

たんぽぽ着物教室へメールをくださるかたへ
すみません、
お返事が25日以降になります。
お急ぎの方は このアメブロのメッセージ欄かフェイスブックにてお願いいたします。


このブログでは お馴染みの面々・・
手前から
京都町家のりかさん→
緑のセーターはミキさん→
そして、私
和歌山からよしこさん→
京都北山のマサヨさん→
ピンクのタートルは 御影マダムの浩美さん→
皆さん、それぞれが着付け教室をされていて、
ご活躍中~
今日は 御影の浩美さんのお宅に寄せていただき・・・



お善哉をふるまっていただく会なのです

浩美さんはお善哉を作るのが と~ってもお上手

お豆はふっくら、お豆の味がしっかりする、お善哉好きさんにはたまらないお善哉なの


阪急御影駅の近くには 弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)があります

まずは、みんなでお参りに

八咫烏(やたがらす)が神社を守っているので、サッカーの神様でも知られていますよ

そして もちろん、フィギュアの羽生選手のファンも多く訪れるとか



その足で 弘美さんの豪奢なマンションに 寄せていただきました

お善哉の会、と言っても お善哉だけじゃないの

グリーンサラダも手作りのピザもいただける・・至れり尽くせり



この、シラスのピザ、絶品でした~

うっすらのマヨネーズが いい隠し味



マルゲリータ→シーフード→シラスのピザ→ベーコンとパイナップルのピザ

遠慮なく まったく遠慮なく

焼いていただいたそばから、みんなでパクパク



「別腹ってね、ホントにあるんだって

食べたいなあと思った途端、胃に隙間ができるんだって」

誰かがトリビア

それを 聞きながら、みんな 別腹を空ける

じゃじゃ~ん、お善哉登場です

お餅だって、普通のじゃないの

浩美さんがご実家で作ったお餅を持ってきてくださったんですよ~



それから・・もちろん、

きもののお勉強をた~くさん

とっても楽しく過ごして・・・

このごろ 日が長くなってきたねえ なんて 長居しながら 話して・・

右から二番目は 呉服北浦の女将さんでもある、同じ着付け講師 雅子さんです→



そして・・みんなで 席について サプライズ



よしこさんの一級着付け技能検定合格のお祝い

苺のシフォンケーキは 生地もクリームも すべて苺色 た~くさんのイチゴの香りが


よしこさん、おめでとう

上についた苺だけじゃさびしいからと 浩美さんは わざわざ あまおうを買っておいてくれて

またまた、あまおうとケーキをいただく私たち


きもの講師と 一言で言っても いろいろです

まず、

着方を教える 人に着せる ね、この二つがあるでしょう
今回、よしこさんのお取りになった資格は 人に着せるほうの資格になります

私たちは

どちらも、学んでまいりました

みんなが それぞれ ためになるレッスンを効率よく生徒さんに届けられるように

こうして たまに集まって 情報交換をしています
日々是鍛錬です~

どん底~新宿三丁目の居酒屋さん~

人生の先輩にご案内いただいた東京・新宿3丁目の居酒屋さん どん底
新宿伊勢丹あたりでタクシーを降り、ほんの少し路地を歩いたところにあります
かの三島由紀夫も愛したお店

牡蛎のオイル漬け 軽くオーダーして・・



サングリア

自家製のコクのある、雑味のないすっきりした美味しさです

牛の生ハムと レバーパテ、だったかな





この雰囲気・・いいでしょう~

1951年 オープンで 少し手を入れたと思うけれど 建物はその当時のままです

3階のカウンターで お食事



きものにも合う、レトロな重厚感ある雰囲気・・


名物のひとつ、ピザです

創業当時のままのお味

アサリが入っていました

まだ、日本にピザはなく、こんなもんかも・・と作ったらしいですよ~と

ツナ缶のツナが効いてます 美味しい、今でも伝わってるのが納得の一品




レバーパテ

どことなく、すべてが懐かしい昭和な感じでしょ

懐かしいビストロの感じも・・


タコのガーリックマリネ

大きめのぶつ切り、歯ごたえあって 美味しい




これは・・確か、牛の生ハム




お飲み物もレトロなんです

白ワインを リキュールで割って レモンだったかしら、絞ったもの

ピンクレモネードやったかな??




昭和イケメンなコースター




鶏の蒸し物・・ネギやバジルが巻いてあるお品だったと

お誘いくださった人生の先輩さんは ドンカク という、このどん底オリジナルを

お飲みでしたよ


金子光晴作品「ドンカクの唄」にも登場する、ドンカク

「ドンカクを

なみなみ注いで

コップを、あえにおくと

ふしょうぶしょうに

この世界はうごきだす」


バーテンダーのかたのしっかりした受け答えに さすが老舗と感心しつつ・・

程よいカジュアル感が心地よい



名物 ナポリタン
ウインナーとパスタ、トマトケチャップを フライパンでじゅ~っと炒めた感じ
上にかかってるのは もちろん、粉チーズ・・いえいえ、違うんです
煎り卵もうもう、昭和、ザ昭和


さらに 名物 洋風おにぎり

ん??何が 洋風?突っ込むなかれ

ソーセージ、ごぼうのお漬物、紫蘇のゆかりを ご飯で巻いてあります

騙されたと思って食べてみて美味しいですよ


いろいろな年代の人が いろいろな格好で いろいろな人数で集う居酒屋さん

もう一度 行きたい場所です

何十万もするワインを飲んでいるおじさまも 缶チューハイを家で飲んでる大学生も

カウンター座れば 仲間意識が芽生える、

不思議なあったかいフンイキがあります

きもの講師仲間と神戸でフレンチ~ペルージュ~

きもの講師8人で神戸・三宮に集合~
雨の中 キモノ率 75%・・って言い方ヘンですね
いえいえ、皆さん やっぱり きもの好きさんです、と言いたかったんです
手前左の寺嫁・佳代さんが 高野山から下山
(高野山の方は 高野山から出ることをそうおっしゃいます)
されたので、
みんなでお集まり、となりました


左から

高野山で着付け教室の佳代さん→

御影の浩美ねーさま→

京都・北山のマサヨさん→

京都・御所近くのマリコさん→

左奥が私

右 手前が 大阪・住吉のあちこさん→

伊丹のミキさん→

右奥が 京都町家のりかさん→




お店は シニアソムリエ時代の佳代さんの大先輩にあたるペルージュさん→



白魚とほたるいかのフリット

人参の葉っぱを素揚げしたものが添えてあります
私が揚げると もっとべとべとしちゃうのに・・上手ねえ・・とこの葉っぱに感動~

下に白子が二つ

お腹が空いていた私たちに嬉しい一皿目




冷たい前菜

春野菜を楽しみましょう~の緑が美しい一皿ですね

明石のタコ、香ばしく炙った帆立、そして カマンベールチーズが添えてあります

お野菜は・・

空豆、菜花、うるい、つるむらさき?、スティックブロッコリー、ブロッコリーなどなど
ピューレは黄人参で作られたもの、

右に添えてあるのは シェフ手作りのからすみパウダーです
からすみを手作りしてくださるお店は 嬉しいですね




温かい前菜は

クリームスープの上に焼いたフォアグラ

そして、焼いた春キャベツが添えられています

春キャベツ、美味しかった

焼いてあるので うまみが凝縮、そのぶん、どうしても 乾いた感がでるのですが、

ポタージュがそれをカバー、

相乗効果




明石の天然の鯛

バジルのソースでさっぱりと

皮目はからっと 白身はふわっと

下には穀類のリゾット風のものが

鯛の下の黒いもの・・トランペット キノコの一種です





メインは 蝦夷鹿

北海道からの雌の小鹿とお聞きしました
もともとのお肉が柔らかいのはもちろん、熟成の仕方がとてもお上手

柔らかく、癖なく いただけます

その分、ブルーベリーソースが濃すぎず、素材を活かしてますよ~

奥はリンゴのソテー

お肉と一緒にいただくとさらに美味




デザートは三種から

フォンダンショコラ、ブラマンジェ、

そして、こちらの 苺のミルフィーユです

パイ生地が さくっ とバターの風味が程よく、デザートにはとてもいいバランス

ボリュームがありすぎると困りますものね
カスタードクリームも甘すぎず、スプーンを当てた感じが柔らかで こってりし過ぎません
手前は バニラアイスクリーム

作ってすぐの風味と舌触り 美味しかったですよ~
フォンダンショコラに添えられたキャラメルアイスも苦味と甘みが絶妙でした

りかさんのを一口いただいちゃった



こちらが、そのフォンダンショコラ と キャラメルアイスクリーム

このお皿、好きです




いただいたのはハーブティー

さっぱり さわやか




お店でいただいたパンが美味しかったので

そのまま 皆で そのパン屋さん サマーシュに向かいました




神戸は なにからなにまで お洒落だわ・・



モダン波止場のアイコさんに会いに

元町・タンバリンカフェへ

アイコさんのお嬢さん こまりちゃんが 可愛すぎる

ミキさんと仲良し



奥左がアイコさん→

次は 6月、初夏に会おうね、と約束・・もう、日も決まってるんですよ


きもの講師仲間と神戸でフレンチ~ペルージュ~

きもの講師8人で神戸・三宮に集合~
雨の中 キモノ率 75%・・って言い方ヘンですね
いえいえ、皆さん やっぱり きもの好きさんです、と言いたかったんです
手前左の寺嫁・佳代さんが 高野山から下山
(高野山の方は 高野山から出ることをそうおっしゃいます)
されたので、
みんなでお集まり、となりました


左から

高野山で着付け教室の佳代さん→

御影の浩美ねーさま→

京都・北山のマサヨさん→

京都・御所近くのマリコさん→

左奥が私

右 手前が 大阪・住吉のあちこさん→

伊丹のミキさん→

右奥が 京都町家のりかさん→




お店は シニアソムリエ時代の佳代さんの大先輩にあたるペルージュさん→



白魚とほたるいかのフリット

人参の葉っぱを素揚げしたものが添えてあります
私が揚げると もっとべとべとしちゃうのに・・上手ねえ・・とこの葉っぱに感動~

下に白子が二つ

お腹が空いていた私たちに嬉しい一皿目




冷たい前菜

春野菜を楽しみましょう~の緑が美しい一皿ですね

明石のタコ、香ばしく炙った帆立、そして カマンベールチーズが添えてあります

お野菜は・・

空豆、菜花、うるい、つるむらさき?、スティックブロッコリー、ブロッコリーなどなど
ピューレは黄人参で作られたもの、

右に添えてあるのは シェフ手作りのからすみパウダーです
からすみを手作りしてくださるお店は 嬉しいですね




温かい前菜は

クリームスープの上に焼いたフォアグラ

そして、焼いた春キャベツが添えられています

春キャベツ、美味しかった

焼いてあるので うまみが凝縮、そのぶん、どうしても 乾いた感がでるのですが、

ポタージュがそれをカバー、

相乗効果




明石の天然の鯛

バジルのソースでさっぱりと

皮目はからっと 白身はふわっと

下には穀類のリゾット風のものが

鯛の下の黒いもの・・トランペット キノコの一種です





メインは 蝦夷鹿

北海道からの雌の小鹿とお聞きしました
もともとのお肉が柔らかいのはもちろん、熟成の仕方がとてもお上手

柔らかく、癖なく いただけます

その分、ブルーベリーソースが濃すぎず、素材を活かしてますよ~

奥はリンゴのソテー

お肉と一緒にいただくとさらに美味




デザートは三種から

フォンダンショコラ、ブラマンジェ、

そして、こちらの 苺のミルフィーユです

パイ生地が さくっ とバターの風味が程よく、デザートにはとてもいいバランス

ボリュームがありすぎると困りますものね
カスタードクリームも甘すぎず、スプーンを当てた感じが柔らかで こってりし過ぎません
手前は バニラアイスクリーム

作ってすぐの風味と舌触り 美味しかったですよ~
フォンダンショコラに添えられたキャラメルアイスも苦味と甘みが絶妙でした

りかさんのを一口いただいちゃった



こちらが、そのフォンダンショコラ と キャラメルアイスクリーム

このお皿、好きです




いただいたのはハーブティー

さっぱり さわやか




お店でいただいたパンが美味しかったので

そのまま 皆で そのパン屋さん サマーシュに向かいました




神戸は なにからなにまで お洒落だわ・・



モダン波止場のアイコさんに会いに

元町・タンバリンカフェへ

アイコさんのお嬢さん こまりちゃんが 可愛すぎる

ミキさんと仲良し



奥左がアイコさん→

次は 6月、初夏に会おうね、と約束・・もう、日も決まってるんですよ


影の美しさ~ラ・フォルジュロン~

丹念に成形した鉄は 重厚感から解放され
羽のような軽やかさと
植物のようなしなやかさも生み出します。
造形の美しさはもちろん、
光によって産まれる幻想的な影の美しさにも
こだわって創作しています。

そんな言葉が記載されたパンフレットが置いてありました
岩惣さんで開催された岡本友紀さんの作品展です→


パリで町にとけ込む鉄製品の美しさに惹かれ、鉄装飾に興味を持ち始めた岡本さん→

広島の師匠のもと 10年間の修行ののち、独立されました

鉄を扱う、という過酷な仕事をこなす美女

資生堂エリクシールやサントリー金麦などコマーシャルにも出演されているんですよ

その繊細な感性は作品に活かされています

今回 岩惣さんで 和にとけ込む照明を展示、

鉄と木、驚くほどの相乗効果で美しい


鉄の作品なのに 揺れて花が咲きそうな、とても自然的なものを感じさせる

無機質ではなく愛情を感じる作品たちです


照明ですが、少しの変化で 素敵なオブジェにもなりそうな作品もたくさん



重力からの解放・・軽やかで柔らかな表現、鉄が隠し持つ女性的な部分を引き出していきます



この壁にうつる影を見てほしい・・こだわりの照明です

さりげなく作られたように見えますけれど

繰り返し計算しつくされた美です

下絵やデザインはなく、一つ一つ 感性に静かに寄り添って でも、鉄ですから、すぐ固まってしまう・・

今まで築いた一瞬のカンにも頼り、仕上げていくそう

照明によっては クリスタルを用います

その分量も 何度も繰り返し、考えてみるとか。




旬菜 蔵 廿日市の和食やさん

広島・廿日市でとった最後のお食事・・大当たりでした
築120年の蔵を改装したお店は お手入れが行き届き、あったかいおもてなし

三月 弥生のお献立


前菜 春キャベツ辛し和え(廿日市) 姫さざえ木の芽味噌(瀬戸内海)
ホンモロコ梅肉(湯来) 広島ハーブ鶏塩焼(三原)

酒粕ムース(呉) 岡村牧場豚路味噌(廿日市)

椎茸煮つけ(廿日市) こごみ胡麻まぶし(西石見)
牡蛎フライ奈良漬(地御前) 菜花和え物(廿日市)


広島の地産地消がわかり、これだけの品ぞろえ

ワクワク度の前菜です

盛りつけ 少し雑多ですが、これこそ持ち味かしら、と思いました

気取ってない、朴訥な感じが 気楽にどうぞ、の愛情を感じます




宮島の可愛い鹿たちに別れを告げ・・・

角は安全のためカットしてありますよ~

冬からの毛が生え変わる時期で ちょっともこもこ


宮島の美しい景色にも別れを告げ・・・

フェリーに乗って 宮島口に戻って、車で走って少し・・廿日市市役所の近くのお店でした




ご案内くださったのは 友紀さん→

このカウンターの席がお勧めなのと。

横並びで 蔵の壁を正面に、そして その下には 小さな坪庭

奥にご主人がいらっしゃいますね~おそらく 厨房



車でいらっしゃるかたが多いそうで

まずは

ノンアルコールのスパーリング梅酒

太もずく(山陰荒波育ち)蔵ポン酢 とともに



椀物

若筍(広島他) 若布(広島) 牡蛎(地御前) 菜の花(廿日市)
玉子豆腐(布野) 生麩(京都) 木の芽(広島)


椀物にも牡蛎・・嬉しいあぶってありました




陶芸もされるご主人作の器で お造り

瀬戸内海山陰産を主に

木桶熟成醤油(奥出雲)

お魚の新鮮さは勿論

このお醤油、コクにびっくり

出雲のものなんですね・・皆さんに差し上げるのに 話題にもなっていいわあ~と。

ググってみるつもり満々




蒸し物です

天然鯛桜蒸し 松葉蟹あんかけ(瀬戸内海 山陰)
めかぶ(瀬戸内海) 道明寺


ここで 話題は 道明寺に

道明寺粉は 水に浸し蒸したもち米を干して荒目にひいた食品、ですよね

よく、道明寺粉で桜餅作った・・なんていいます

大阪の藤井寺の道明寺で最初に作られ、保存食に使われたそう




揚げ物
こちらのお皿もご主人作のお皿です
いい味わい
たらの芽湯葉包み揚げ(益田・奥出雲)
よもぎ(廿日市)




小鉢

白身魚 カルパッチョ はつかいちごソース(廿日市)

うるい(西石見)




黒楽ご飯鍋釜炊きご飯(雲井窯 滋賀)

棚田米(柿の村 大井谷) 自家製味噌の汁と漬物


わあ、馴染みの地名出てきましたよ、滋賀

信楽で有名なご飯を炊くためのお釜です

釜で炊くご飯、そして そのお米が棚田のお米

美味しくないハズないんです

お腹いっっぱいでもいただきます~





無農薬番茶(上下町)

自家製春のケーキ はつかいちご

自家製木次ヨーグルトアイス(自然放牧牛乳)


このヨーグルトアイス、絶品でした

酸っぱすぎず、甘すぎず、優しいアイスです

ジェラートでもクリームでもない いいところをついてるねなアイス


再訪大希望~

この後、紅天女のお舞台鑑賞でしたので、

お酒を飲めなかったのが残念

次回は 一口位はいただきたいな

広島老舗の和菓子 多津瀬

みやじまのお宿 岩惣の女将さんにいただいたお土産の上菓子
瀬戸内海の船着き場のように たくさんの人が集まるお店になってほしい・・そんな願いを込めて名前がつけられたお店、
多津瀬さんです
創業60年くらい・・
とあるかたに 老舗のお店と教えていただきました
上菓子は京都でいただく私にとっては え、その年数で老舗?と思ってしまうんだけれど、
その発想は軽率なことで
広島は原爆が落とされてしまった町。
市民の意思とは関係なしに、悲しくも 文化が一度 消されてしまった経緯があります。
今回の広島・宮島の旅は そんなことも考えさせられる旅でした

梅の旅でしたから、いただくお菓子も 梅餅
女将さんのお心づくしをいただきます

鮮やかなピンクにはっとしますね

このお色、京都の上菓子ではないお色で とても新鮮


中は 黄身餡と呼んでいいのかしら

口当たりにびっくり

ふわっとしてるんですよね・・でも 餡だと思う・・

しっとり 口どけのよいお味・・どう表現しよう、って思っちゃう



旧暦、という ありがたい言葉がございます

まだ、お雛さんのお抹茶茶碗、使ってます~




こちらは 鶯餅



中は粒あん

こちらも 緑が鮮やかです

それぞれの地域で 好まれる色の塩梅って 違うのかしら



広島の皆さんの心づくしで 帰宅してからも 広島を楽しめる旅、

幸せです

紅天女 新作能 廿日市さくらぴあ

廿日市さくらぴあ Tさんと知り合ったのは 一昨年の夏でした
能楽師で人間国宝でいらしゃる梅若玄祥先生のプロデューサー 西尾智子先生を
ご紹介させていただき、
その御縁が
3月7日 新作能 紅天女 の上演に繋がったのです
Tさんの願いが通じたのが嬉しくて
私も 廿日市さくらぴあさん へ



”紅天女”は 美内すずえさんの漫画”ガラスの仮面”の中の劇中劇。

“至高の演劇”とされ、主人公やそのライバルたちが この役を受け継ごうと終生の目標にしています。

漫画ではまだ、結末を語られていない、話題の新作能ですね。


お能の前に ”美内すずえさんのトークショー”

贅沢でしょう

初めてお目にかかる美内すずえ先生は ・・もう、卓越したかただと感じました

失礼ながら、ごく普通の、派手でもなく、特に目立つお姿ではなく、愛らしい立ち姿、

お背も高くなく、人ごみに紛れると わからなくなっちゃいそうな・・
でも、

その穏やかな口ぶり、言葉に責任があるというのかしら、優しく 朴訥とお話になるのに

言葉に力がちゃんとあります 

美内すずえさんは 原作者として、そして この能の監修として、

「舞台を締めくくる天女は とにかくとにかく美しく、はっとするような舞であってほしい」
これだけは 頼まれたそう

そして、

じっと聞いていらした梅若玄祥先生は 一言

「わかりました」

と答えたそうです。


先生ご自身は ガラスの仮面の連載をスタートした時から もう 漫画の終わりのストーリーは決めていらっしゃるとか。

この能のエンディングと漫画のエンディングは 少し違うのですが、

心や精神は同じで 酷似しています、

とお話してくださいました。




「わかりやすい言葉で・・」と願った美内先生

その通り、わかりやすい言葉で 今回の舞台 綴られていました。

こちらは 全員に配られたパンフレット。

初めて 狂言の語りなどを聴く方にもわかりやすいように、台本になっています。


”紅天女”は 一人の仏師が かつて世の乱れを鎮めたという梅木彫りの天女像を求めて旅をするうちに、

天女像の生みの親 一真 と 梅の木の化身 阿古夜 が出会った紅谷に迷い込む、というストーリー。


仏師を演じる福王 和幸先生は

仏師から 一真に 一瞬にして変わられます。

驚く人格の変化に さすがプロ・・・

そして、すがすがしい立ち姿は 漫画のイケメン男性のようだったわ~


宝塚歌劇団の特別顧問 植田紳爾先生が脚本、

「自然との共生」「自然に対して 人間は横暴すぎないか?」というテーマを大切に、

自然を敬う姿は

狂言の”東の者””西の者”のセリフによく表れて わかりやすかったと感じています


狂言は 茂山七五三(しめ)先生、茂山千三郎先生ご兄弟。

西の国、東の国、この先には入るなよ~なんて国の境界を話していた者たちが

「西も東もあるものか 国の境もあるものか」

「命あってのモノダネじゃ、共々 逃げるとしよう」

富士山の噴火を見て そこから起こる災害に 共に手を携える・・

そして

「この世は我々だけのものではなく、生命あるすべてのもの

我々が天地を愚かにし、神を逆らう所業の輪廻」

と人間の愚かさを こっけいな笑いも交えながら、

「天地に素直になるといたそう」

と語ります

国境を ちょいと足でまたいで、

あ、おまえ またいだだろ、またいだだろ????!!!!
とツッコミがあったり、

ガラガラガラ

ペタペタペタ

と幼稚園生の様な擬音語を 七五三先生や 千三郎先生の重鎮が大きい声で演じられるのも

また、面白い


阿古夜を演じるのが 梅若玄祥先生。

「我、一真の心に触れ 人の苦しみ受けし上は 紅の天女となりて 世の行く末眺め続けん」

そして、

紅天女に昇華(って言葉がぴったりの感じだったんですよねえ・・)いたします。


混沌とした世界に平安をもたらすには、

梅の木で天女像を作るしかない。

しかし その

梅こそ 愛しい阿古夜・・と一真は悩むのですが、


阿古夜は 紅天女となり 光り輝き 


神と人との恋語り、世の平安を望みし、二人は何処へ・・

夢覚めし 仏師の前に咲き誇りし梅の花、ひとり見つつ夢覚めぬ、紅の夢は覚めにけり


阿古夜という女性は美しく、まだ 人のぬくもりがある人間の女性、

紅天女は もう 神々しいという言葉が似合う、自然界を守る、人間と繋ぐ天女なんです

梅若先生のその変化が

あまりに素晴らしく、目をみはるばかり・・感動するばかり・・

天女の舞は この舞台のまさしくクライマックス

面をつけていらっしゃるのに、天女の表情が手に取れるようでした


「木のことは木に聞け。水のことは水に聞け。」

私たちは 自然とどう向き合っていくか・・

壮大なテーマと 目の前の天女の美しさに圧倒される午後です

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