上賀茂秋山さん 5月のお夕飯②

上賀茂秋山さんでの5月末のお食事の様子です
①はこちら→



黒米のお粥
お塩のみの味付けで 深い・・体に染みわたります





小鉢数種が竹で作られた器・・というより、筏(いかだ)に盛られています



ナッツの白和え ぬた 椎茸とシラスのみぞれ和え




これ、美味しかった~ホタルイカとネギの炒めもの



お魚はすずき・・だったかしら
サクラエビを揚げたものと 焼き色がついた まこも筍・・だったかしらん 



鯛の子を炊いたもの
おつまみは いつもらっても 嬉しい




京都の宮津(京都府の北、丹後のほうですね)
白嶺(はくれい) 香田 特別純米酒 生酒
山田錦を低温で発行した純米生酒 吟醸酒を思い起こさせるフレッシュな香り、
ふくよかな甘み、でも すっきりキレの良い味わいで 夏向けだそうです~




青もみじの器、きれいですねえ
からすみ、そしてキュウリ、スナップえんどう、そして 鮑・・だった気がします




鶏鍋っぽい感じ・・お出汁で美味しく
近江八幡の赤こんにゃく、お麩、新鮮な鶏肉、せり



ああ、主役級に美味しいの
炊きたてご飯




上の写真、右にある卵をといて、
卵とじに~さらなる美味しさ



これまた 最高に美味しい おこげと いただきますよ~



フルーツは南国のもの多し
パイン パパイヤ かんきつ系はタンゴール類だと思う・・はるみちゃんに近いお味
そして、佐藤錦




手作りの柏餅は・・・



いろりのそばで 秋山さんが点ててくれるお抹茶をいただきながら


このころになると 一見さんの他のお客さんとも 少しだけお話しするように

それでは、いい夜を~

とお互いあいさつしながら 帰ります
今日もごちそうさまでした



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上賀茂秋山さん 5月のお夕飯①

それは~5月だった~
今頃というお声もあるかしらん・・お写真のお料理があまりに美しかったので
アップさせてくださいませ
5月と言っても 末なんですよ・・(と言い訳)

滋賀県から移築された古民家が 秋山さんのお店です
カウンター いっぱいで12席、
秋山さんの食材の説明・・もっともっと深い楽しいお話を聞きながらのお食事、
美味しいお酒で 盛り上がらないわけがない夜


黒豆のお茶・・だった気がする・・で 始まります



とり貝とハマグリ ミョウガやスナップエンドウで爽やかに

クチコ効いてます



で お酒 いただきたくなります

純米吟醸 正雪(しょうせつ)

使用米 山田錦、大吟醸にも劣らない高い吟醸香

澄んだコク、深い味わい、

静岡県のお酒ですよ~



菜の花漬けで 鯵、キャベツを和えたもの
実際にやってみたい一品・・でも同じ味にならない不思議・・・



まだ五月でしたので お椀は杜若(かきつばた)
柔らかい筍、柔らかい新わかめ、そして、エンドウ豆と蟹のしんじょ

お出汁がたまりません・・

木の芽、ちょうどいい大きさ



5月、上賀茂 といえば、葵祭り

お箸置きは 葵が掘られた焼き物




滋賀県湖南市、実は存じていた酒造、こんな素敵なお酒を造っていらしたなんて

明治から続く竹内酒造さんの 

唯々(ただただ)

肥沃な土地に実る近江米、鈴鹿山麓からの豊富な伏流水、

近江盆地特有の冬の寒気・・上質なお酒を生み出すそうです

滋賀県 石部(いしべ)が山紫水明に恵まれ、万葉の時代より酒造りが続いていたとは

知らずに大変失礼しました

江戸時代「語らずの酒」と呼ばれ、宿本陣でも重宝されたそうです





おつくり
鯛、スズキ、イサキ・・だったと思います
春、シラスやエビなど餌が豊富な時期のスズキは とてもいい味になる・・そんなお話を聞いて
納得のお味
そしてね、
偶然にも餌が同じ時期は 鯛とスズキのお味が似てくるんですって
面白いですねえ
炙りは お塩が合いますね



うに・・・味比べをしました
北海道と三陸・・ご意見はそれぞれ



今、記憶をたどっておりますよ・・・

ヨコワだったか・・・

ニラと合うのに驚きました




夏6、7月だけの蛍のラベルの 米鶴(よねつる) 純米
濃いめのお味で 氷を入れて飲む方もいらっしゃるとか
山形県のお酒です

米鶴さんのサイトによると・・・

日本酒は 夏場にそのまま飲むには 少し重いかもしれません。
健康のためにも 氷を1,2個浮かべて飲むスタイルをおすすめします。
でも、このような飲み方は 日本酒ファンには「邪道」として嫌われがち・・
酒の豊かな味わいが損なわれてしまうからなんですね。

米鶴は これを 新しく開発された酵母を上手に使うことで克服しました。
山形県工業技術センターで開発された、コクを生み出す酵母をバランスよく使うことで、
アルコール度数が10%でもバランスのとれた味わいを実現しています。

この蛍ラベルはアルコール度数は14%
氷を入れて飲むとさわやかな味わいになる、これまでなかった純米酒です。


氷入れてもらえばよかった・・と思いつつ、
続きは次回へ

「地域力×女性力=無限大の未来」参加者募集-政府広報: PR

6月24日、東京都千代田区で男女共同参画社会づくりに向けての全国会議を行います。

楽しいお茶事でのきもの

お茶事カフェ 手織庵さん→
でのきものです
5月22日でした
シルック(洗濯機で洗えるポリエステルのきもの)の小紋
グレー地に雪輪、その雪輪の中に 花があります




この白い枠がわかりやすいかしら
これが、雪輪柄・・・きものだけではなく、和全般で よくある柄ですね

雪の結晶は「六花」それの輪郭を曲線で表現したものが雪輪です
今は夏の小紋や浴衣に 涼しさを表すために使われたり、
「雪輪どり」と言って柄の境界線に使われたり、
雪輪の中に 植物や風景が描かれたり

生徒さんに
「雪輪のきものは いつ 着られますか?」
と聞かれることがあります
今、雪輪の柄は多用されていますね
絽や綿(浴衣)に雪輪
逆に 袷の10月から5月のきものに雪輪
せっかく お持ちなのだし、
ただの”模様”として こだわらず着ていいんじゃないかしら~とお答えしています
粋に着られる時期、は
見る方に清涼感を感じてほしい時、
実際に 寒さが増してきた時 このどちらもかな、
と個人的には感じています



お茶事の席でのきもの・・
照明が暗いので このように ほわっとした感じに見えます
塗りのお椀も光沢がありますよね
日本のホントの明るさに合ったものたちが まだまだ た~くさんあるんですね



雪輪・・この写真で よく分かっていただけますか
この日は 杉達さんに染めていただいた名古屋帯
帯揚は東京の老舗 今はなき いせよしさんのもの
帯締めは 道明さん


杉達の杉本先生の帯柄・・
モダンで 奇をてらい過ぎることない とてもバランスのとれた柄です

今日は 綿のきものに 紫陽花の帯ででかけます
つい この間 袷(あわせ)だった気がするのに、早いものですね

お茶事カフェ手織庵さん

もう先月の22日のことになります
裏千家のお茶の先生でもある、着付け講師仲間 マサヨさん→
お誘いをいただいて、
五名で 出町柳近くの お茶事カフェ手織庵さんへ→

ご亭主の山口さん
優しい笑顔と口調で わかる人にもわからない人にも 丁寧に接客してくださる・・
一期一会を大切にされるお心が伝わってきて ありがたいです


(手織庵さんのウェブより抜粋)

茶の湯は、本来美味しいお濃茶を召し上がっていただくために簡素なお料理・お酒・お菓子をさしあげてもてなす文化です。

お茶の楽しさ・豊かさは何といっても濃茶にあります。

ところが、一般の方に濃茶を気軽に楽しんでいただけるところは、ここ京都でも限られています。

お茶事カフェ手織庵(ておりあん)は、どなたにも気軽に濃茶を楽しんでいただきたいと願い、濃茶をカジュアルな新しいカフェ形式でご提供します。

お茶事(ちゃじ)の形を踏まえつつ、一日一組の完全予約制で、心を込めておもてなしさせていただきます。




待合として使うお部屋のステンドグラスが美しくて・・




(手織庵さんのウェブサイトより抜粋)


当カフェの床の間には、掛け軸として手織りの布を掛けております。それは、「手織りの布のように、この場に集った人たちの様々な思いが織り込まれて一つの美しい場を創り出せるように」という亭主の願いを込めてのことです。

また、ギリシャ語で「見ること・観想」をテオリア theoria と申します。theory 理論の語源となった言葉です。茶室のオーナーは、Cafe-Intellektuellen Kyoto の主宰者であり、独自の知的空間を創り出そうとしています。その茶室を借りて開くお茶事カフェが teoriann テオリアンを名乗るのはまことにふさわしいと考えます。

というわけで、当カフェは「手織庵」なのです。



いよいよ、お茶事がはじまります

まず、お白湯をいただき、

つくばい(蹲踞)で

手を清めます。


そして お茶室へ。

床の間の掛け軸を拝見し、お席に。



まだ 5月なので 帯も袷の名古屋帯です

まず、軽いお食事と 佐々木酒造の純米大吟醸聚楽第いただきます

そう、この聚楽第(じゅらくだい) 実は 大好物

お茶事では 必ず 山のもの と 海のもの をいただきますね

山のものには お漬物 京都野呂本店の青てっぽうを

海のものには 長崎より 高野屋さんのからすみを

そして、笹寿司は 小鯛、鮭、穴子 京都伍十の笹寿司



さすが、マサヨ先生、

堂々とした笑顔・・・次客さんに マサヨさんのお友達、というだけで いる私





主菓子は 嘯月さんの”岩根つつじ”

きんとん・・たまりません・・嘯月さん、たまりません・・



こちらは  俵屋吉富さん 葦(アシ)(琵琶湖などにある水中に生える植物ですね)の絵がかかれたお菓子

そして、下の美しい紫は 紫陽花



整体師さんで マサヨ先生の生徒さんの山崎さちよさん

いい笑顔



で、私も にんまりしてみる・・ん??目が 浮いてる??



Nさん、お優しさが茶事に出ています


一座建立(いちざこんりゅう)をめざし、

お濃茶は 一椀を全員でまわし飲みいたします

お茶は 宇治のお茶屋さん 通園(つうえん)さんのもの


実際は この後が 上の俵屋吉富さんのお干菓子

そして、気楽な気持ちで お薄茶をいただき

山口さんと六人で楽しい歓談





楽しかった・・とても いい時間でした

単衣に袷の組み合わせですが、

次回、この日のきものをアップさせてくださいませ

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おすすめ京都の夏漬物~青てっぽう~

今日はJR京都伊勢丹さんへお出かけ・・あ、お漬物買っておかなくちゃ
で、この写メを思い出しました
先月、茶道裏千家の先生のマサヨさん→
にご紹介いただいた、手織庵さんでのお茶会でいただいたお漬物です



その名も”青てっぽう”

青じそを巻いたごぼうが きゅうりの中に入っています

さわやかなしその香りがこの時期とても美味しい

きゅうりと ごぼうの違う歯ごたえをいっぺんに楽しむのは 爽快ですよ~

いくらでも食べられちゃいます



こちらが 出町柳にある ”野呂本店”さん→






店内は た~くさんの美味しいお漬物で幸せ気分になれますよ
そして、
JR京都伊勢丹さんでも購入できます(今日のワタクシみたいに笑)



(ごめんなさい、これは よそのお店です)
お茶会でいただいたお漬物があまりに美味しくて、
こんな感じで 参加した5人で すぐ野呂本店さんでお漬物購入しに行きました



3本入って400円くらいだったかと



寄せ漬も さっぱりしていて美味

オススメは ”葵大根”
大根に生姜と大葉を挟んだものです


お茶会の様子は次回のブログで
今日も 30度になりそうな京都、綿きもので 行ってきます~


ひらまつランチ会でのきもの~雨予報~

人生の先輩方との ひらまつさんでのランチ会→
祖母の形見の単衣のきもの このシルックの小地谷ちぢみ風きもの
二枚を準備しておき、
その朝まで迷っていました
雨の予報は変わらず、で こちらのきものに
シルック(洗えるポリエステルのきもの)単衣です



縦縞 近景

足袋は 5月からずっと夏物を愛用中です

福助さんの麻を使用

いろいろな足袋を試してきましたが、安物買いを後悔したことも何度もあります

2000円程度だと 品質は安心、が私の中での基準かな



帯は 弓月さん 紗のお品です

夏真っ盛りではなくても 使用できるよう、お仕立ての際に中に入れる芯を 濃い目の色にしていただきました


帯揚は 弓月さんでいただいたもの
白い絽に 緑の絞りがぽつぽつと



帯締めもわざと濃いめのお色にしました
どんより曇りの空、あまり 白を多用したくはなかったんです
呉服北浦さん→
でいただいた 夏用・・手組です(職人さんが 手で組んでくださったお品)
とても難しい技、表と裏と色糸を変える?はて・・私もわからないので 今度ちゃんと雅子女将さんに聞かないと



お太鼓柄です

ターコイズブルーの刺繍が気に入っています 少しモダンですよね

「今日は カワイイじゃなくて、カッコイイわねえ」と珍しくそんなお声もいただき、
嬉しいお昼どきでした








ラ フェット ひらまつ~37階ランチ~

いきなり、お手洗いの写真です
こちら ラ フェット ひらまつさんのお手洗いは本当に素敵

鏡が多くて 私が写り込んでいますね~

オレンジ色のカゴバッグが見えてます



手を洗う場所からの景色・・

ここは 大阪駅・梅田駅から 歩いても15分くらいかな

大阪 肥後橋 フェスティバルホール37階です



ラ フェット ひらまつさんのエントランス


鏡の使い方がとてもお上手なお店です

しつらえも楽しくて 家での参考になりますよ



どの席からも 景色が見えるように テーブルが配置されています

男性は燕尾服でサーブ、男っぷりが上がるから 不思議



お席からの景色・・・大阪は水の都、

やっぱり 川が見えると嬉しくなります

京都の川とは違う風情ですね



今日は 初めての会に参加させていただきました

毎月開催されており、参加されているかたのお好みでメニューが決まっているらしく、

一般のランチメニューとは少し違うお品だそうです




作りたてのポップコーンの下は マッシュルームのアイス

周りのコーンクリームスープは濃厚で暖かです

焼きトウモロコシもとても甘く いいアクセントに




フェットチーネは 甲殻類のソースで

スカンピの使い方も イタリアンっぽいですね

キュウリのくるくるが 涼感を与えてくれます

泡も甲殻の泡、混ぜ混ぜしていただく感じ




メインは金目鯛

焼き加減がちょうどよく、感動

ソースはレモン風味

添えてあるお野菜は ズッキーニ、茄子、新牛蒡、葉物野菜、レンコン、

甘長唐辛子を揚げたものに トマト

添え野菜も 一つ一つ丁寧に火入れされているのがわかります




デザートは

”ここなつ”という柑橘と それを使って作られたアイスクリーム

上には ココナッツのアイス

シェフのお遊び、ここなつとココナッツ かけてみました、デザート





そして 小菓子

人生の先輩のかたがたとご一緒のお食事は 緊張もあるのですが、
とてもお勉強させていただけます
お誘いいただけることに 感謝
この日のきものは 次回のブログで


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