もう先月の22日のことになります
裏千家のお茶の先生でもある、着付け講師仲間 マサヨさん→
☆ お誘いをいただいて、
五名で 出町柳近くの お茶事カフェ手織庵さんへ→
☆
ご亭主の山口さん
優しい笑顔と口調で わかる人にもわからない人にも 丁寧に接客してくださる・・
一期一会を大切にされるお心が伝わってきて ありがたいです
(手織庵さんのウェブより抜粋)
茶の湯は、本来美味しいお濃茶を召し上がっていただくために簡素なお料理・お酒・お菓子をさしあげてもてなす文化です。
お茶の楽しさ・豊かさは何といっても濃茶にあります。
ところが、一般の方に濃茶を気軽に楽しんでいただけるところは、ここ京都でも限られています。
お茶事カフェ手織庵(ておりあん)は、どなたにも気軽に濃茶を楽しんでいただきたいと願い、濃茶をカジュアルな新しいカフェ形式でご提供します。
お茶事(ちゃじ)の形を踏まえつつ、一日一組の完全予約制で、心を込めておもてなしさせていただきます。
待合として使うお部屋のステンドグラスが美しくて・・
(手織庵さんのウェブサイトより抜粋)
当カフェの床の間には、掛け軸として手織りの布を掛けております。それは、「手織りの布のように、この場に集った人たちの様々な思いが織り込まれて一つの美しい場を創り出せるように」という亭主の願いを込めてのことです。
また、ギリシャ語で「見ること・観想」をテオリア theoria と申します。theory 理論の語源となった言葉です。茶室のオーナーは、Cafe-Intellektuellen Kyoto の主宰者であり、独自の知的空間を創り出そうとしています。その茶室を借りて開くお茶事カフェが teoriann テオリアンを名乗るのはまことにふさわしいと考えます。
というわけで、当カフェは「手織庵」なのです。
いよいよ、お茶事がはじまります
まず、お白湯をいただき、
つくばい(蹲踞)で
手を清めます。
そして お茶室へ。
床の間の掛け軸を拝見し、お席に。
まだ 5月なので 帯も袷の名古屋帯です
まず、軽いお食事と 佐々木酒造の純米大吟醸聚楽第いただきます
そう、この聚楽第(じゅらくだい) 実は 大好物
お茶事では 必ず 山のもの と 海のもの をいただきますね
山のものには お漬物 京都野呂本店の青てっぽうを
海のものには 長崎より 高野屋さんのからすみを
そして、笹寿司は 小鯛、鮭、穴子 京都伍十の笹寿司
さすが、マサヨ先生、
堂々とした笑顔・・・次客さんに マサヨさんのお友達、というだけで いる私
主菓子は 嘯月さんの”岩根つつじ”
きんとん・・たまりません・・嘯月さん、たまりません・・
こちらは 俵屋吉富さん 葦(アシ)(琵琶湖などにある水中に生える植物ですね)の絵がかかれたお菓子
そして、下の美しい紫は 紫陽花
整体師さんで マサヨ先生の生徒さんの山崎さちよさん
いい笑顔
で、私も にんまりしてみる・・ん??目が 浮いてる??
Nさん、お優しさが茶事に出ています
一座建立(いちざこんりゅう)をめざし、
お濃茶は 一椀を全員でまわし飲みいたします
お茶は 宇治のお茶屋さん 通園(つうえん)さんのもの
実際は この後が 上の俵屋吉富さんのお干菓子
そして、気楽な気持ちで お薄茶をいただき
山口さんと六人で楽しい歓談
楽しかった・・とても いい時間でした
単衣に袷の組み合わせですが、
次回、この日のきものをアップさせてくださいませ