友紀さんと千切屋さんのお庭

もう、先週のことですが・・
広島より 友紀さん 来京
友紀さんは 資生堂や金麦のCMにも出演した、美人の鍛冶屋さん→
鉄を使って作る芸術が高い評価を受けています
女性ファンも多い繊細な鉄の細工、こだわりを持って作り続けて 西では博多駅でも見られるご活躍


キモノ教室のある高槻にも 京都 大阪にも あちこちにあるハーブス
広島にも てっきりあると思っていたら・・「知らないわ~」のお返事
じゃあと 美味しいハーブスのミルクレープで お茶

チェックのカジュアルな感じの大島紬

白地に赤の花の絞り、よくある 帯揚げ

女性作家さんの江戸型染めの本格的でキュートな帯 カタツムリとトンボがカワイイの

帯締めは 道明さんの冠(ゆるぎ) うぐいす色



そして、こちらの女性が 友紀さん

フルーツを間に挟んで 生クリームとクレープ、

大きいけど 食べられちゃいますねえ~と言ってくださる



そして、千切屋さんへ

徳川吉宗の時代に創業、

風呂敷、麻などを商ったのがはじめだそう

今では 各百貨店さんや小売さんと信頼高い連携を保たれつつ、

繊細で美しいキモノを扱っている呉服商社さんとして 

私たちキモノ好きを楽しませてくださいます

高級なお着物、の印象ですね


室内から 庭を見る窓ガラスからの 景色のうねりの美しさに思わず、はっとします



この美しい商談室・・なんて 素敵なんでしょう


渡り廊下を渡って、キモノを拝見するお部屋へ

友紀さんも 一枚お試しにまとって、キモノへの愛も芽生え・・

私は 色留袖を探しているので それを中心に拝見しました

どれも 素敵でした・・本当に


友紀さん、また お会いしましょう

この日、庭園美術館にも寄せていただいたのですが、その話は また 別に載せさせてくださいね 

婦人画報の美しいキモノ 京へのいざない展

10月27日、京都国立博物館で お友達Tさんとお待ち合わせ
キモノ雑誌 美しいキモノさん主催の
「京へのいざない」展 特別鑑賞会に参加するためです
総勢100名のキモノ美人さんが集まると聞いて なにを着ようかしらと悩み・・
金の分量を程よく少な目にしたい、
きらびやかなかたが多い華やかな席ですから 目の保養はきっと十分、
私は控えめにしようかしらん・・と

こちら、

一文さんの分銅小紋 分銅の脇に赤や黄色の玉の模様があり、それがいかにも手描きっぽくて可愛らしい

織悦さんの紅葉袋帯 Aお姉さまに わけていただいたもの

帯揚げは 弓月さん、ピンクグレーに金彩の蔦

帯締めは 道明さん、藤壷


京都国立博物館に新しくできた「平成知新館」の休館日に のんびり 「京へのいざない展」を一時間ほど鑑賞し

(素晴らしかったです 仏像、豊臣秀吉ゆかりの品々、長谷川等伯、狩野派・・ここで 語ると一時間はかかる・・くらいに素晴らしい作品の数々、今、お隣の鳥獣戯画展が人気で並んでいますが、ぜひ こちらの知新館もどうぞ)


ハイアットリージェンシー京都の BALL ROOMへ



鮪あぶり焼き 蕪 西洋牛蒡のミルフィーユ仕立て
百合根ムースとベビーリーフサラダ添え
紫ずきんと北海いくらのサルサソース

大勢でいただくお食事は(今回、おそらく100数十名) 冷たいものを冷たく、温かいものを温かくお出しいただけるだけでも

きっと大変でしょうね

ありがたい




京丹波茸のクリームスープ

生ハムと栗 柚子風味のエチュベ添え





オーストラリア産ビーフテンダーロインの備長炭焼き
安納芋と万願寺とうがらし
ナチュラルソース



洋ナシのクーリーとパンナコッタ ベリーと共に



贅沢にも 笙の生演奏

女性の素晴らしい演奏家さんが(お名前失念・・すみません)

平安時代の男装で

吹いても 吸っても 同じ高さの音が出る世界で唯一の楽器です

音の広がりが 会場によっても違い、この場では この場唯一の音になる・・繊細な調べ




大好きな木村 孝先生、御年94歳でこの健やかな美しさ

キモノのお話をすると長くなってしまうわ~たった20分なんてと笑いを交えながら、

孫の様な年の私たちに ご自分の京都時代のお話や キモノの良さを語ってくださる



スパークリング、白、赤といただきました

オーストラリア産ですが、和食に合うようにと作られたワイン

面白いと感じたのは 赤・・滑らか、まろやか、タンニンがほぼないので、
普段白派の私でも 受け入れやすい

鶏料理は たいてい白でいただきますが、これなら 合いそう

赤の葡萄品種は主に4種、なるほどと思う、ユニークな組み合わせです

オーストラリアだけれど シラーは使っていないです~






心に残ったのは
十三参りで 振り返るな、の話
十三参りで 橋を渡った後、後ろを振り返らない・・その言い伝えは
心を揺らがすことをするな、ということではないかしらん、と
せっかく 親御さんの思い入れの深いキモノや小物で 自分が綺麗にしてもらっているのに 
わざわざ、他の着飾っている人を見るようなことは野暮、
今の自分に満足し、感謝し、
他に心を 無駄に揺らすことなく まっすぐ前を見るということではないかしら、と


木村先生がおっしゃると 深い・・

私なんて、と変に謙虚になることなく 堂々と まっすぐ前を見る・・

素敵なことですね


この日、知っているかたにも お会いでき、

新しいお友達も でき、

嬉しいひと時でした

高級なかっぱえびせん~匠海~

廿日市(はつかいち)のホール さくらぴあ のTさんにいただいた、
かっぱえびせん 匠海(たくみ)


あれ、どうして 広島のお土産が かっぱえびせん??


知らなかったんですけれど

カルビーは昭和24年、広島に工場を設立したとか

そして、昭和39年、

少年時代に食べていた太田川でとれる小海老の天ぷらの味が忘れられない松尾社長、

試行錯誤の結果 「かっぱえびせん」が生まれたそう

そう、匠海は ゴージャスなかっぱえびせん

瀬戸内海の稀少な天然エビを100%使用

味付けには 海人の藻塩を使用

(藻塩は ホンダワラなどの海藻を使って作られた塩で、まろやかな口あたりが特徴だそう)


瀬戸内海にこだわった、匠海

一袋に一枚の包装

味は・・ご進物にいただく、坂角の”ゆかり”に似ているような・・
海老の分量が多い分、海老の香 味が満載で 幸せ気分になれます

何より・・お土産に持ってきてくれる気持ちとお手間が 嬉しいですよね

エクシブ有馬離宮 プライベートスパ

久しぶりに お教室を三日お休みさせていただき、有馬温泉へ
数年前、エクシブ有馬離宮が出来、このプライベートスパを利用するようになりました
お部屋を予約する時に 一緒にスパの予約もお願いします
一時間4000円弱なので お安くはないけれど
くつろげるひと時 贅沢な時間を過ごせますよ~
泊まる部屋にはジャグジーがあるのですが、
今回は 一日に2回 このスパを利用しました


小雨の日で、逆行の光で見えませんが 向こうにはゴルフ場


もちろん、冷蔵庫、アメニティも充実~

と言っても・・いつも お水を飲むだけだけど

お風呂に入って、休憩して、また 入っての繰り返しです


夜11時・・有馬はもう紅葉が始まっているくらいに 肌寒いのですが、

まだ、温泉には そのヒンヤリが 心地よいくらいの気温



朝食の写メ 載せておきます




二日目のお朝食





落ち着いたいい時間に感謝
またまた お仕事がんばります~

美味彩々~エクシブ有馬離宮 マレッタ~

この日、お昼を抜いていた私たち、
夕方17時半から お夕飯をいただくことにしました
もう、外は 真っ暗・・有馬温泉は少し紅葉が始まっています


鰆は 魚へんに 春 と書くけれど
秋が一番美味しい魚
明石で取れた鰆をカルパッチョに
カルパッチョと言っても 結構厚めのスライスでした
数々の季節野菜と一緒に
むかごを揚げたものや こかぶ、サツマイモなどが秋を感じさせます
シャンパーニュはゴッセのブランドブランをいただきながら




生雲丹とキャビア

キャロットムースとコンソメジュレ

この組み合わせは多いですね

いろいろなお店で同じ感じをいただきます

コンソメ自体が美味しいコンソメでした




パンは4種出てまいりましたよ~

蜂蜜やホイップバター、オリーブオイルもこだわって



”海老娘”と言われていたくらい 海老が好きなワタクシ
オマール海老と六甲シャンピニオンのフリカッセ
アメリケーヌソースが少しかかっています
美味しいよ~と喜びつつ、
ワインは 
ブルゴーニュの素晴らしい作り手 フルーロ ラローズの
シャサーニュ モンラッシェ プルミエクリュ(1級の畑ってことね)
2011でしたけれど、バランス取れていた気がします
 
 

明石の太刀魚の炙り

松茸の香りを移したコンソメスープ

下にカブラのグリルしたものがあります

蕪、太刀魚、松茸 とあっさり繊細・・ワインの手がとまり、

落ち着いて スープもいただきます

松茸って 年を重ねれば重ねるほど 好きになる




ポルチーニ茸のフェットチーネ
フレッシュのポルチーニです嬉しいな



柘榴(ざくろ)のグラニータ

シャリシャリシャーベット~



神戸ビーフのグリッツアとフォアグラのソテー
トリュフをスライスしてもらいます
ここで、
ケンゾーエステートのリンドをグラスで
ケンゾーエステートを置いてあるお店もそう多くないですし、
グラスでいただけるのは 珍しいです
2006はボトルでのみ、と言われて、2009をお願いしました
フォアグラやビーフ、シンプルに焼いたものには とても合います



デザートは マスカルポーネのムースや チョコレートスフレ、フルーツやプラリネのジェラートなど



そして、一口お菓子 楽しい
ゆっくり時間が流れる、いいひと時でした



松茸ご飯の松華堂弁当

通っているお料理教室での今月のお献立は 松茸ご飯の秋のお弁当です
我が家でも食卓に並びますが、お弁当ではなく、お皿に盛ることになりま~す

松茸ご飯は
鱧の骨を焼き、それを出汁に使い、炙り鱧を一緒に炊き込んだもの
我が家の松茸ご飯は 鶏や油揚げを一緒に炊き、その出汁をご飯にしみこませた後、
具を省き 松茸だけを残すもので
違うタイプの松茸ご飯を学べて満足

左上の里芋餅の銀餡かけは 里芋の美味しい時期の定番です
我が家も 子どもが小さいころは混ぜるものが 撮りのひき肉だったりしましたが、
今はカニ身
あっさりの大人の味に仕上げられる家族構成になってきました

天ぷらは 衣をつけてあげたものは 海老、舞茸、生麩のみで、

根菜類は 大きくカットして素揚げ、塩でいただくもの

脂分がずいぶん控えられるので お勧めです~

美味しい秋の味覚、楽しくいただきたいです


iPhoneからの投稿

大島紬~自撮りにトライしたけれど~

大島紬と言えば・・表面がつるんつるん、奄美大島、結婚式では着ちゃいけない・・が生徒さんのイメージだそうです
確かに大当たり
今日は その大島紬の中でもとてもベーシックなものを着ています



紬が藍で あまりに落ち着いているので、赤の袋帯

鹿やらの文様、一見 幾何学



そして・・MC相葉恭子さん とランチ



私・・自撮りが下手・・着姿の写真を撮る時は 鏡なので 自撮りとはちょっと違うの

「けいさん、こっちこっち あ、ちがう、こっちこっち」

恭子さんに迷惑をかけつつ、場所が分からず 右往左往

いただいたランチは ヘルシーな豆乳コロッケランチ

良く行く、お教室からすぐの 有里山(ありさん)

お野菜たっぷりです




iPhoneからの投稿

蕎麦屋木田~豊中市~

行列ができるお蕎麦屋さん、豊中市の木田 さんに連れて行っていただきました


北大阪急行電鉄桃山台駅から 西に 徒歩15分くらい

駅から少し離れているので 私は車でうかがいました

阪急バスでも行けますよ~


表には こんな告知が
天せいろを食べたくなっちゃいます~


早速、天せいろを注文

まず、天ぷらが

海老、水茄子、大黒本しめじ、ブロッコリー、かぼちゃ、アイコトマト
素朴な天ぷら・・天ぷら屋さんの天ぷらほど洗練されていない、いい意味で 素朴な天ぷら

かぼちゃ、ブロッコリーは大きめのカット、味の濃い野菜でボリュームがあります



お蕎麦は洗練されていました

細めのお蕎麦は コシがあってのど越しが良く、想像以上の美味しさ

厳選して仕入れた玄そばを低温倉庫で保管し、毎日使う分だけを石臼で自家製粉しているそうです

お蕎麦屋さんでは すぐ おつゆの香をくんくんしてしまうのですが

深みのあるおつゆの香で「あ、これは 絶対おいしい」

ネギは辛味がしっかりあり、

お蕎麦だけで、おつゆにつけて、薬味も入れて・・それぞれを堪能できました

広々とした店内で お子さん連れ、デートっぽいカップル、お仕事の合間のビジネスマン・・

色々なかたが くつろいでお食事していらっしゃいましたよ






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れんげ~大阪 北浜のお寿司屋さん~

このブログでも何度か登場の、大阪・北浜の”れんげ”さん
このパンダのお銚子とおちょこ、大好きで わざわざ 指名してしまいます

本を読んでるパンダとおちょこに昇ろうとしているパンダ

ほぼ私と同い年、粟田尚子さんの作品です



10枚だけのお写真なので・・いつも少しだけの掲載になってしまうけれど

脂がのった鯖


脂がのった秋刀魚・・ふっくら


海老の握りをいただきながら、頭を炭火で焼いてもらいます


いただいた冷酒の一つ、とても可愛らしいので 写メ

長野県伊那市 黒松仙醸 純米吟醸
こんな夜に 山椒魚




しんこ とは呼べないかな・・もう2枚づけになりました

ミニコハダ


雲丹 お隣を見て欲しくなり 頼みます



同じく お隣を見て 欲しくなった中トロ


煮た鮑 肝が美味しくて(お写真は順不同 お許しを)


他にもいろいろ チビチビといただき、夜がふけます

大将が一人でされていることもあって、少しずつ ゆるゆると お料理が出て来て

いつの間にか時間がたっている・・そんなお店です

 


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すすきの訪問着

梅若六郎玄祥先生の人間国宝認定記念 祝祭能へ
広島からの大切なお友達 Tさん Mさんもお越しです
この時期しか着れないので、すすきの訪問着を
ピンクに淡いブルーがお気に入りです


鳥の刺繍が 可愛らしくて好き



この日の能は
安宅です

そう、弁慶と義経が関所を通るあのシーン、

義経ではないかと怪しまれてしまい 弁慶が義経を邪険に扱い、事なきを得る あのシーンですね

能で演じられたものが 歌舞伎に伝わり、今は歌舞伎の勧進帳で有名です

歌舞伎はとても派手ですが、能は静寂の中 感情を抑え 話が進みます

おそらく 船で回り道をしたであろう、実際は通っていない関所、
それでもこれだけ伝わって愛されてきた話、

日本人のDNAに合うんでしょうね

この日の演目は他もとても豪華


狂言 末広かり

茂山宗彦さん、逸平さん兄弟の息の合った共演が見もの

末広を買ってこいと言われた太郎冠者、わからないまま だまされて、扇ではなく唐傘を買ってきてしまいます

怒ったものの、大名は太郎冠者を最後は許し、めでたく 舞って踊る、

祝いの狂言です


三番叟(さんばそう)

天下泰平、国土安穏、五穀豊穣を祈祷する神事・儀式的要素が強い曲「翁」

その中の一場面、三番叟(さんばそう)を

野村萬斎さんが舞います

面をつけない状態で 若者の躍動感あふれる「揉の段(もみのだん)」

黒式尉(こくしきじょう)の面をつけ、鈴を振りながら荘重に「鈴の段(すずのだん)」を。


いい夜でした



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