この度、人間国宝になられた
能 観世流ご当主 梅若六郎玄祥先生のお謡いの会へ
リーガロイヤルホテル大阪 神戸吉兆さんにて
二か月に一度開かれる、
とても間近で拝見できる貴重な会です
梅若六郎玄祥先生のお謡、
小鼓 大倉流 ご当主 大倉源次郎先生の小鼓による
玉鬘(たまかずら)
源氏物語をご存知のかたは 耳にしたことがある言葉だと思います
光源氏の恋人の一人 夕顔の忘れ形見の女性 玉鬘
源氏物語の中では 髭黒の大将とごく普通の幸せな家庭を持った、
物語の中では珍しい 波乱万丈の無い女性なのですが、
この演目では 妄想の苦しみからなかなか抜け出せない霊として登場します
田舎生まれなのに洗練された美女だった玉鬘、引く手あまたの男性からの求婚、
だからでしょうか、お謡の中には 艶っぽい言葉が多く出てきます
そして、成仏し、消えてしまうのです
そして、お食事へ
祝肴
亀さんの中は 白和え
松茸、子持ち鮎などなどおめでたく美しく
焼き松茸
土瓶蒸し
造里(こちらでは おつくりを こう書きます)
栗赤飯
この栗が最高に美味しかった・・水分が程よく抜けて、甘みと風味だけが凝縮して
炊き合わせ
紅ズワイ蟹酢
蟹味噌ものって、上品な味わい
近江牛肉焼
神戸吉兆さんのお肉はとても美味しい
松茸ご飯 赤だし
葡萄やマンゴーを寒天よせしたもの
爽やかです
お写真が載せられませんでしたが、
いつも 必ず 手作りの和菓子とお抹茶をいただけます
私には過ぎたお席なのですが、
皆さまの着物姿を楽しみに ご厚意に甘えて ご一緒させていただいています
ありがたい誉れをいただいたけれど、これからも変わらず、後進を育てて行く
とおっしゃった六郎先生のお言葉が心に残ります
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