お能の発表会~吉田嘉謡社~

お友達のマリコさんから お誘いいただいて、
吉田嘉謡社さんが催される お能の発表会へ
京都地下鉄丸太町駅からすぐ、
嘉祥閣にての開催です

夏日でしたが 袷のきもので

きものの話は明日に

うふふ、看板に お写真を撮ってくださっているマサヨさんが写っていますね→





お客さまは 一番見やすいお席に通していただけます


吉田篤史先生のご子息 和史(かずし)君、学史(さとし)君のご活躍が

微笑ましく、素晴らしく、

どれだけの練習を 特にご長男和史(かずし)君、なさったのでしょう

お会いしたことがない篤史先生ご夫人のお心を 同じ母として想像したりいたします・・


マリコさん→のお仕舞

春日龍神

あまりの迫力、そして 真ん前で観させていただいたので撮りづらく、

お写真が無いのが残念

白地に金糸の袴が美しく、龍神を舞われると 普段の可愛らしい表情が一変、

厳しいお顔に

たくさんの龍を引き連れた強さと気高さを持った龍神、その迫力は存分に伝わりました

あんなに跳べる人だったんだ・・・と友人歴5年ほどになるのに 身体能力の高さ、

知らなかったわ~


そして、

お謡

小袖曽我



父を早くに殺された兄弟、母に復讐するよう言われて育ちます

でも、母は再婚し、新しい平穏を得ると その日常を守るよう、兄弟に話します

時期遅し・・(幼児教育の様なものかしらねえ 心に深く復讐がしみ込んでいる)

兄弟の復讐の決意はゆるぎません

ひそかに 仇討を決めた兄弟、母に今生の別れを告げる、その場面です 


日本三大仇討の一つ、実話をアレンジしたもの

歌舞伎でも確か、ございますね

左が母役 トミーさん、

真ん中 弟五郎 マリコさん、

右 主人公であり 兄十郎 を演じていらっしゃいます

この後 兄弟は仇討、

一人はその仇討で命をなくし、もう一人は打首になります

この兄弟が切なくて、お母さんにもっとしっかりしてほしかった・・なんて思ってるんですよ、私

幼い時期、日々復讐しろと語っておきながら、

再婚するとそちらの幸せに染まってしまう母、

もちろん女性としてわかるんだけど・・(特に時代がかなり遡ると 婚姻は生きていく術だったでしょうし)

この兄弟がかわいそうで

最後まで、母は優しくありません←私の主観有

(兄の懇願で弟の勘当がやっと解けますが、私から見たら、しぶしぶかな・・

兄弟の復讐の気持ちがだんだん母にとっては負担だったんでしょうねえ もう忘れたい過去を常に目の前に出されてしまうような、複雑な思いだったんでしょう)

トミーさん、お母さん演じるの難しかったでしょうねえ

それでも この兄弟は お母さんに会えて すっきりした思いで 仇討に向かいます

内心、私は「こんな母でも 母は母なの??おいおい、五郎さん~」とマリコさんに突っこみたくなります



お忙しい中、お見送りくださったトミーさん(下右)、マリコさん(下左)と

何より お二人の頑張りが とても感動的で・・パワーをいただけました


お能の発表会~吉田嘉謡社~

お友達のマリコさんから お誘いいただいて、
吉田嘉謡社さんが催される お能の発表会へ
京都地下鉄丸太町駅からすぐ、
嘉祥閣にての開催です

夏日でしたが 袷のきもので

きものの話は明日に

うふふ、看板に お写真を撮ってくださっているマサヨさんが写っていますね→





お客さまは 一番見やすいお席に通していただけます


吉田篤史先生のご子息 和史(かずし)君、学史(さとし)君のご活躍が

微笑ましく、素晴らしく、

どれだけの練習を 特にご長男和史(かずし)君、なさったのでしょう

お会いしたことがない篤史先生ご夫人のお心を 同じ母として想像したりいたします・・


マリコさん→のお仕舞

春日龍神

あまりの迫力、そして 真ん前で観させていただいたので撮りづらく、

お写真が無いのが残念

白地に金糸の袴が美しく、龍神を舞われると 普段の可愛らしい表情が一変、

厳しいお顔に

たくさんの龍を引き連れた強さと気高さを持った龍神、その迫力は存分に伝わりました

あんなに跳べる人だったんだ・・・と友人歴5年ほどになるのに 身体能力の高さ、

知らなかったわ~


そして、

お謡

小袖曽我



父を早くに殺された兄弟、母に復讐するよう言われて育ちます

でも、母は再婚し、新しい平穏を得ると その日常を守るよう、兄弟に話します

時期遅し・・(幼児教育の様なものかしらねえ 心に深く復讐がしみ込んでいる)

兄弟の復讐の決意はゆるぎません

ひそかに 仇討を決めた兄弟、母に今生の別れを告げる、その場面です 


日本三大仇討の一つ、実話をアレンジしたもの

歌舞伎でも確か、ございますね

左が母役 トミーさん、

真ん中 弟五郎 マリコさん、

右 主人公であり 兄十郎 を演じていらっしゃいます

この後 兄弟は仇討、

一人はその仇討で命をなくし、もう一人は打首になります

この兄弟が切なくて、お母さんにもっとしっかりしてほしかった・・なんて思ってるんですよ、私

幼い時期、日々復讐しろと語っておきながら、

再婚するとそちらの幸せに染まってしまう母、

もちろん女性としてわかるんだけど・・(特に時代がかなり遡ると 婚姻は生きていく術だったでしょうし)

この兄弟がかわいそうで

最後まで、母は優しくありません←私の主観有

(兄の懇願で弟の勘当がやっと解けますが、私から見たら、しぶしぶかな・・

兄弟の復讐の気持ちがだんだん母にとっては負担だったんでしょうねえ もう忘れたい過去を常に目の前に出されてしまうような、複雑な思いだったんでしょう)

トミーさん、お母さん演じるの難しかったでしょうねえ

それでも この兄弟は お母さんに会えて すっきりした思いで 仇討に向かいます

内心、私は「こんな母でも 母は母なの??おいおい、五郎さん~」とマリコさんに突っこみたくなります



お忙しい中、お見送りくださったトミーさん(下右)、マリコさん(下左)と

何より お二人の頑張りが とても感動的で・・パワーをいただけました


ビリケンタクシー

リッツカールトン大阪のタクシー乗り場、
乗り込んだら・・・あ、ビリケンさん

ビリケンは とがった頭とつりあがった目が特徴の子どもの姿をしている幸運の神のこと
アメリカ発祥のものですが、
日本では 大阪の二代目通天閣にあるものが有名で
足を掻いて微笑めば 願いがかなうとされています



運転手さんが説明してくれる

「お客さん、ラッキーですよ

大阪には2万台タクシーがあって、その30台だけ ビリケンタクシー走ってるんです

この子の足 触ると いいことありますよ~」




後ろのシートから見える場所に こんな説明が
ウルトララッキーなんですって



運転手さんに教えてもらって、降りた後 タクシー撮影

こんなところにビリケンさんが乗ってるの


ほら、ここにもビリケンさん



運転手さんにいただいた、ご利益満載のお札



裏は 招福


この御札を集めたら、とてもいいことがあるらしいのですが・・

2万台の中の30台、また 出会えるでしょうか

ビリケンのみぞ知る・・・

祝祭大狂言会でのきもの

気温が急上昇の今週、そろそろ 気に入った袷を着るのも終わりに近くなってきたかしら・・
祝祭大狂言会では 呉服北浦さんでいただいた 付下げ訪問着→

千總さんのもの

わかりにくいのですが、霞の流れが表現されている、

なかなかツウですな、とおっしゃっていただいた着物です

象牙色に織で霞の流れが袖などにさりげなく、そして 紫、ピンクの染め

つばめが黄色の刺繍で 可愛らしく飛んでいる様が描かれます

ちなみに 足袋は こっそり 夏物・・表面からはわかりにくいけれど 涼感のある

お品にしちゃいました



帯は 弓月さんでいただいたもの→
光沢のあるグレーに蔦 葡萄が紫、ピンクなどで織られたものです
たわわに実る葡萄は 子孫繁栄の吉祥文様
季節問わず、着物では使われることが多いです
(葡萄だけを大きく表現し 秋使用のものもございます)

帯揚げも弓月さん サーモンピンクに金色で 蔦が描かれている、モダンテイストなのに
フォーマルで使える便利なもの
帯締めは 道明さん 落ち着いた濃いピンクの冠(ゆるぎ)です
房の長さが短いので、私の娘時代のお品だと思います

教室も衣替え中で 狭い廊下での写真になりました
すみません


レースのコートは 杉達さん→
この時期 ヘビロテです・・大切に扱いたいのに 気に入っているから つい着てしまいます
きものの柄の薄紫と合って、ほめていただけました

明日はお友達 マリコさんのお能の発表会・・
何を着て行こうか 楽しみです
(え?けいさん まだ決まってないの・・??
はい、随分前から これ、って決めることもあるんですけれど、
今は気温が曖昧で前日夜決めるのが多いです
気温が高いと 薄いお色のほうが 皆さんの目から涼しげなので・・・
自己満足も多いんですけれど)


祝祭大狂言会~フェスティバルホール~

4月25日、フェスティバルホールで開催された”祝祭 大狂言会”

京都大蔵流が 靫猿(うつぼざる) 
東京和泉流が 川上(かわかみ)
東京と名古屋の和泉流が 歌仙(かせん)
 
こんな贅沢なユニークな会なかなかないと皆さんにお声かけさせていただき、
11名で鑑賞の午後


お席も 前から9~11列目、とても鑑賞しやすく あの心地よい声もストレートに耳に響きます

狂言のスターさんがた、

あの2000以上の座席数フェスティバルホールを満席にするのですから さすがです



靫猿

靫(うつぼ 矢を携帯するための道具)の皮を張り替えたい大名が

猿使いに その猿よこせと言います。

いややと猿使い

それでも 大名、弓矢での威嚇(いじわる~)

泣く泣く 手離そうと決める猿使いなのですが・・・
猿の可愛らしい芸が 我が身を助く、のお話

初舞台を踏んだばかりの子方さんが務めることが多い、この子ザルちゃん

30分以上 舞台で猿を演じているのは まだ幼稚園くらいの子どもにとって大変なこと

今回、猿使い(猿曳)がおじいちゃま、子ザルはお孫ちゃま、というのを知っている観客も多く、

愛着の目で見守ります

猿使い(猿曳)が謡う猿唄は 中世から近世初期の小歌(流行歌)のメドレー

茂山家ご一族・・大蔵流の皆様が存在感たっぷり



川上

大人になってから盲目になってしまった夫、

霊験あらたかな川上のお地蔵様に参詣します

さっそく 目が見えるようになった夫

でも、お地蔵様のお告げは「連れ添う妻が悪縁なので 別れなさい」

夫は 帰宅して

「どうかどうか別れてほしい 今のままだと また 盲目に戻ってしまうよ~」と

妻に懇願します

でも 妻は

「見えないのが見えるようになったんだから、また 戻るだけ」なんてきつい事言ってみたり、

怒ってみたり、

どうしても別れてくれません

そして・・夫は見えなくなるんです、また・・とても気の毒。

「ああ、見えなくなるのなら あの杖、捨てなきゃよかったなあ」

とつぶやく夫に

妻が手を差し伸べる・・

考えさせられる終わり方です

夫を野村万作さん、

妻を野村萬斎さん、

豪華な二人の舞台

今回は 狂言が始まる前に 萬斎さんの解説がありました

この川上は 夫妻の年齢がいくつだったか、そんなことでも きっと 感想が分かれる作品とおっしゃっています。

余生が長ければ、奥さんは別れてあげてもよかったんじゃないの?ってことになるけれど、
余生が短いと 二人で手を携えて生きる道を選ぶのも自然、

おっしゃったことはそんなことかしらん

男女での感想も異なります、とお話されていました



歌仙(かせん)

果報者(これね、役名なんですよ 私、果報者ですと自己紹介して出ていらっしゃる 狂言

面白いですね)

が 和歌の神 紀伊の国 玉津島明神に絵馬を奉納します

絵馬に描かれた六歌仙が あら?跳び出て来て・・・

六歌仙は男性5人に女性一人、しかも 小野小町

逆ハーレム状態、小野小町が飲んだ盃、次に誰に回すかでもめる・・

(間接キス目的大の大人が笑)

萬斎さん演じる僧正遍昭にまわり(←女たらしと言われている)、雲行き怪しくなり・・

上の写真が 六歌仙が興じている様子です

喧嘩になり 長刀持って来たり 弓矢を持って来たり・・あれやこれやと楽しくもめごと

そうして・・おそらく、朝が来たのでしょう

六歌仙は絵馬に戻っていってしまいます

最後に武器?は出ますが、最初から最後まで笑える作品、くすり、もあれば、わはは~もあります

お衣裳の鮮やかさ、所作の雅さも楽しく、

夢物語の美しい世界が展開されます


お時間あるかたが集まり、お茶タイム



間に入ったお囃子も素晴らしく、春らしいさわやかな舞台を拝見できました

賀茂競馬(かもくらべうま)上賀茂神社5月5日

5月5日、上賀茂神社にて10時より実施される 賀茂競馬(かもくらべうま)
1073年堀川天皇が宮中武徳殿の式を移し、同社に奉納した古い行事です
(約1000年・・・すごいです)
午前中 菖蒲根合わせの儀に始まり 
午後乗尻(騎手)が安全と必勝を祈る乗尻奉幣の儀等が行われたのち、
12頭の馬が左・右番(つがい)になって 速さ、作法などを競います




この度、さきがけて
ホテルグランヴィア京都にて 
この競馬に使用する鞍(くら)と ウェスタン鞍の違いから、
日本文化のきめこまやかなところを見てみよう
の展示が開催されています


賀茂競馬(かもくらべうま)

堀川天皇 天下泰平五穀豊穣祈願に始まったもの

平安時代の競馬(くらべうま)は 吉田兼好の「徒然草」にもあります



木馬にかかっている鞍が 和鞍(わぐら)
日本独特の鞍で、
鞍骨は木製、材料は主に 栗や樫の木を使用し、漆をかけ 蒔絵を施します。
足をかける部分である鐙(あぶみ)は 鉄製の者が多く、日本人は草履で乗馬するので
靴の形をしています







二十世紀フォックス社が昭和34年に公開した映画「黒船」の製作にあたり、

上賀茂神社で流鏑馬(やぶさめ)のシーンを撮影した際、

お手伝いをしたご縁により 主演のジョンウェイン(1907-1979)から贈られた

撮影時に持参したウエスタン鞍。

アメリカ製。

上の和鞍(わくら)に対して すべて革でできているのがお分かりでしょうか



賀茂祭(葵祭 5月15日)を先駆けて、

勇壮な馬の駆ける古来ゆかしき行事、ぜひごらんくださいませ

5月5日 10時

上賀茂神社での開催です

賀茂競馬(かもくらべうま)上賀茂神社5月5日

5月5日、上賀茂神社にて10時より実施される 賀茂競馬(かもくらべうま)
1073年堀川天皇が宮中武徳殿の式を移し、同社に奉納した古い行事です
(約1000年・・・すごいです)
午前中 菖蒲根合わせの儀に始まり 
午後乗尻(騎手)が安全と必勝を祈る乗尻奉幣の儀等が行われたのち、
12頭の馬が左・右番(つがい)になって 速さ、作法などを競います




この度、さきがけて
ホテルグランヴィア京都にて 
この競馬に使用する鞍(くら)と ウェスタン鞍の違いから、
日本文化のきめこまやかなところを見てみよう
の展示が開催されています


賀茂競馬(かもくらべうま)

堀川天皇 天下泰平五穀豊穣祈願に始まったもの

平安時代の競馬(くらべうま)は 吉田兼好の「徒然草」にもあります



木馬にかかっている鞍が 和鞍(わぐら)
日本独特の鞍で、
鞍骨は木製、材料は主に 栗や樫の木を使用し、漆をかけ 蒔絵を施します。
足をかける部分である鐙(あぶみ)は 鉄製の者が多く、日本人は草履で乗馬するので
靴の形をしています







二十世紀フォックス社が昭和34年に公開した映画「黒船」の製作にあたり、

上賀茂神社で流鏑馬(やぶさめ)のシーンを撮影した際、

お手伝いをしたご縁により 主演のジョンウェイン(1907-1979)から贈られた

撮影時に持参したウエスタン鞍。

アメリカ製。

上の和鞍(わくら)に対して すべて革でできているのがお分かりでしょうか



賀茂祭(葵祭 5月15日)を先駆けて、

勇壮な馬の駆ける古来ゆかしき行事、ぜひごらんくださいませ

5月5日 10時

上賀茂神社での開催です

リーガロイヤル大阪でお茶のきもの

温かくなり 雨がやっと止んだ一日、リーガロイヤルホテル大阪でお茶
杉達さん→
にお作りいただいたレースのコートをようやく着ることができました

レースが工房に何反か入りましたよ、とご連絡をいただき、

まだ白いレースのお生地を丁寧に選び、

それを 好みの色に染めていただいたもの

衿の形を選ぶ際、可愛いものを選んだところ・・

年をとっても着られるように、と杉達の杉本先生が取り外し可能の衿にしてくださいました

きものへの たくさんの愛情を感じるコートです



全身はこんな感じ 丈も長すぎず、バランスよく仕上げていただきました

着られる時期は短いですが、愛用の大切なコートです



リーガロイヤルホテル大阪は 80周年

パティシエさんが技術を結集し、作られた

「よみがえる新大阪ホテルとリーガロイヤルホテル」

砂糖100kg、制作3か月

リーガロイヤルホテルの前身「新大阪ホテル」と

リーガロイヤルホテルの建物 約100分の一のサイズを

ピエスモンテ(砂糖菓子)にて再現したものです

プロジェクションマッピングの演出もカラフルな変化が楽しい




こちらが 全身・・
古い長じゅばんをひっぱりだしてみたら、
いつもの長じゅばんの衿の高さより高く、長じゅばんの白が耳下でも見えてしまいお恥ずかしいです
小紋は 若草色がクリーミーになったお色、分銅柄です
小さくお色がそれぞれついているのが可愛らしい



帯びまわり・・・

織悦さんの菖蒲の帯 大好きで今の時期ヘビロテ

帯揚げは 呉服北浦さん→

優しい淡い黄緑色です



お太鼓柄は これで・・ご想像くださいませ

リーガロイヤルのスイートにお邪魔したのですが、

備え付けの家具が 落ち着いたもので 居心地の良さに驚き

おそらく、何十年も前の家具、良いものは味わい深くなるのですね

雨の日の観劇のきもの花柄×花柄×花柄~宝塚花組~

宝塚花組千秋楽の日、雨100%の予報でした
宝塚観劇の様子はこちら→
春の嵐のような風も多い四月、
ご一緒する柴山先生と「無理はやめましょう」メールはしあっていたものの、
待ち合わせに行くと お互い フツ―にきもの 着てました
きもの好きさん同士です

シルック小紋です

シルックは東レの登録商標、

ポリエステルだけどシルクに近いから シルック、なんでしょうね

薔薇の柄が 花組さんのイメージにぴったりかも、

とこれを選びました




同じ今月シルックを着用したブログはコチラ→

カジュアル感を出し、気軽なお出かけの雰囲気でいたかったので

その時は 博多織を合わせました

今日は 帯で 格を少しあげようと思っていました

織悦さんの袋帯です

帯締めは弓月さん、

帯揚げは 大丸さんのセールで格安でいただいた、青のグラデーションのもの

お生地がたふたふと豊かなので とても結びやすいですよ


帯のお太鼓部分です


おわかりになりますか・・
半衿も花柄に染めたものなんです
今回は 花柄×花柄×花柄の私には珍しい組み合わせ
なるべく抑え目に 同系色の色で抑え、
派手にならないように努めました


宝塚花組 千秋楽

ご縁をいただき、チケットが取りづらい千秋楽へ
御影で着付け教室をされている柴山浩美さんとご一緒に→


雨の一日で
浩美先生も シルック(ポリエステル素材の洗える着物です 東レの商品)
優しげな帯締めの色、
同系色の地色の帯で 優しげ上品な印象に


宝塚の休憩は30分

お店に行くかた、お弁当やサンドイッチを召し上がるかた、お茶するかた・・過ごし方いろいろ

意外とあっという間なんですよ

浩美先生と私は 一階のこのあたりで、

本公演 ”カリスタの海に抱かれて”の練習風景のビデオをガン見

「わあ、色が白いわ」←浩美先生何度も言う

「細いねえ 細いねえ」←けい 何度も言う

私はこの花組さんの公演鑑賞は二度目、練習を見ると ああ、あのシーンと浮かびます

感慨深い・・

前回の公演鑑賞の様子→



ホワイエにて
珈琲を買うつもりが あまりの列にやめちゃった私たち




浩美先生は初めての宝塚

「わあ、それなら 階段でお写真は必須よ~」

私にいざなわれて、はい ポーズ


「後ろの絵、綺麗よねえ」

言いながら、私も入れ替わりでパチリしていただいて



休憩もそろそろ終わり・・・
「今からでもオペラグラス 借りたほうがいいと思う?」と浩美先生
「オススメよ~ショーとっても素敵だから」
花組さんの公演は ピンク色のオペラグラスだそう
全色使ってみたいって思っちゃいます
(ちなみに 今回のショーは台湾公演でも公演されるもの 
ところどころに和が入り、桜を感じる、宝塚色が強い中に日本の良さを感じる出来栄え、素晴らしいです)


宝塚の公演は 終了して幕がおりると アンコールはありません
皆さんわかっていらっしゃるので、
いつもの公演ではすぐお帰りになります
でも、この日 4月20日は千秋楽
いつもの幕がおりた後・・・
組長さんが出ていらして、ごあいさつの後 退団のかた4名のご紹介を
花組さん全員が見守る中、
お一人お一人 あの大階段から降りていらっしゃいます
黒の紋付に 緑の袴・・ああ、お美しい
そして、
観客のかたへのお礼、ご自分の思い出、次の東京公演まで立派に勤め上げます、と
お心を語られます
それが・・もう・・感動で・・母心で観てしまう
清く正しく・・その言葉を何度も聞き、
こちらまで すがすがしい気持ちにしてくださる、さすがタカラジェンヌさん
トップの明日海りおさんのごあいさつも とてもお人柄の出る心に沁みるもので
3回のアンコールも楽しませていただきました


13時公演で 弘美先生はレッスンの後 駆けつけてくださいました
お腹空いていた私たち、ケーキタイム~


まだ、胸にチケット笑


私のきものは 次回のブログでご紹介させてくださいませ

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