夏日でしたが 袷のきもので
きものの話は明日に
うふふ、看板に お写真を撮ってくださっているマサヨさんが写っていますね→☆
お客さまは 一番見やすいお席に通していただけます
吉田篤史先生のご子息 和史(かずし)君、学史(さとし)君のご活躍が
微笑ましく、素晴らしく、
どれだけの練習を 特にご長男和史(かずし)君、なさったのでしょう
お会いしたことがない篤史先生ご夫人のお心を 同じ母として想像したりいたします・・
マリコさん→☆のお仕舞
春日龍神
あまりの迫力、そして 真ん前で観させていただいたので撮りづらく、
お写真が無いのが残念
白地に金糸の袴が美しく、龍神を舞われると 普段の可愛らしい表情が一変、
厳しいお顔に
たくさんの龍を引き連れた強さと気高さを持った龍神、その迫力は存分に伝わりました
あんなに跳べる人だったんだ・・・と友人歴5年ほどになるのに 身体能力の高さ、
知らなかったわ~
そして、
お謡
小袖曽我
父を早くに殺された兄弟、母に復讐するよう言われて育ちます
でも、母は再婚し、新しい平穏を得ると その日常を守るよう、兄弟に話します
時期遅し・・(幼児教育の様なものかしらねえ 心に深く復讐がしみ込んでいる)
兄弟の復讐の決意はゆるぎません
ひそかに 仇討を決めた兄弟、母に今生の別れを告げる、その場面です
日本三大仇討の一つ、実話をアレンジしたもの
歌舞伎でも確か、ございますね
左が母役 トミーさん、
真ん中 弟五郎 マリコさん、
右 主人公であり 兄十郎 を演じていらっしゃいます
この後 兄弟は仇討、
一人はその仇討で命をなくし、もう一人は打首になります
この兄弟が切なくて、お母さんにもっとしっかりしてほしかった・・なんて思ってるんですよ、私
幼い時期、日々復讐しろと語っておきながら、
再婚するとそちらの幸せに染まってしまう母、
もちろん女性としてわかるんだけど・・(特に時代がかなり遡ると 婚姻は生きていく術だったでしょうし)
この兄弟がかわいそうで
最後まで、母は優しくありません←私の主観有
(兄の懇願で弟の勘当がやっと解けますが、私から見たら、しぶしぶかな・・
兄弟の復讐の気持ちがだんだん母にとっては負担だったんでしょうねえ もう忘れたい過去を常に目の前に出されてしまうような、複雑な思いだったんでしょう)
トミーさん、お母さん演じるの難しかったでしょうねえ
それでも この兄弟は お母さんに会えて すっきりした思いで 仇討に向かいます
内心、私は「こんな母でも 母は母なの??おいおい、五郎さん~」とマリコさんに突っこみたくなります
お忙しい中、お見送りくださったトミーさん(下右)、マリコさん(下左)と
何より お二人の頑張りが とても感動的で・・パワーをいただけました