お盆のなかひがしさん~草喰なかひがし~②

京都の有名なお食事どころ なかひがしさんのお盆のお食事、
続きです
①はこちら→



天然のうなぎは 肉厚で 歯ごたえがしっかりあり、香ばしく、普段にいただくうなぎとは別もの

ご飯の上に載せて 召し上がっているかたもいらっしゃいましたよ

ズッキーニが二色、緑と黄色 夏らしい、

白菜が生でしゃっきっとした歯ごたえ、

万願寺唐辛子、

そして、手前の白い丸いものは ”のびる”の下の根に近い部分です

周りのソースは 山椒

ピリリと辛い





お野菜 炊き合わせ

茄子 ずいき 南瓜 オクラ キノコ どんこ椎茸

それぞれが お出汁をふっくら含み、ジューシーな炊き合わせ

特に 椎茸甘みがあり、肉厚、驚きの声が出るほど美味しかった

上に乗っている 細かいものは 茄子の皮を揚げたものです




二色のじゃがいも素麺


緑の竹を外して、中におとし、御蕎麦を食べる要領で いただきます




松茸ご飯と からすみ 登場

こちらの松茸ご飯は 生の薄切りの松茸を ご飯の上に乗せ、すぐ蓋をして蒸らし、

提供されます

まさか、国産の松茸をお盆にいただけるとは・・感動





なかひがしさんは この最後のご飯がメインと言えるくらい、力を入れていらっしゃいますよ

左から ミョウガなどお野菜の胡麻酢和え

しし唐とイリコの炊いたの

右は お漬物 糠漬けや佃煮など



海に泳ぐうるめ鰯干し

という風情です お皿の鰯雲は ご愛嬌



おこげタイム~岩塩と山椒のオイルでいただきます



こちらのお店で

にゅーよーく と呼ばれるもの、お茶漬けです

ご飯の入浴、でしょうね



さっぱりデザート

抹茶アイスの上に黒蜜、目玉みたいでしょ

守ってくれるヨーロッパのおまじない

ひよこ豆、ブルーベリー、桃、西瓜、

そして、懐かしい夏の果物 まくわうり

どれもが甘すぎないのが 自然でいい

混ぜていただきます



エキゾチックなコーヒー

そして、蘇(そ)・・日本古来のチーズのようなものです

こちらのお店 定番のお食事の〆になります


オープンキッチンなので 手早く美しく盛りつけるコツなど がん見している私

なかなか近づけないプロの技に感心しつつ、

たくさんおしゃべりして 程よくお酒をいただいて、

今年は贅沢なお盆の入りでした

京のお盆のなかひがしさん~草喰なかひがし~①

なかひがしさんは1階は12席のカウンター、二階にお座敷、
どちらも いつもいっぱいの なかなか予約が取れないお店です
なかひがしさんが自分で取りに行ける範囲の食材(山、道、川、海)で愛情を込めたお料理、
野趣にあふれ、ワクワクするトークと共にいただきます


大文字のお盃で 冷酒


ほおずきの中は 煮凝り、割と固め しっかりした歯ごたえ食感

ささげ(インゲンのような緑のもの)は味噌漬け

奥は トウモロコシのゼリーに大徳寺納豆

川エビに紫蘇を巻いて炊いたもの

鱒の押しずし

小茄子揚げびたし に 枝豆で じゃばら

くろたけというキノコに衣をつけて揚げたもの


いつもながら 美しい

下に敷く葉は 蓮だったような・・



18時半は まだまだ 明るいですね




冬瓜を炊いたものの上に しっかり味の付いた茸(いつも茸の名前を覚えたいのになかなかです)、

泡は・・クセはそれほどなかった、ということだけ 記憶してます・・失念、すみません



”にえばな”登場

炊きあがり、蒸らす前の まだ 芯が残るご飯です

香りを楽しみ、ご飯の本当の美味しさを知るためのもの・・数秒で味が変わる、デリケートなご飯

写メを撮るのも どうしよう・・と一瞬迷います

イキじゃないものねえと思いつつ、撮る



白みそだけではなく、合わせ味噌で仕上がっています

香り高く、濃い懐かしいお汁もの

ミョウガが効いて、

夏のクーラー疲れが癒される一品




鮎の塩焼き

頭から パクっと言ってね、と言われる前に

その気満々

大きさにばらつきがあるのが さらに好ましく、

大きい鮎と小さい鮎の味の違いまで味わえる繊細さ

そのデリケートな部分に触れると、なかひがしワールドの小宇宙を見る気がするのです

万願寺唐辛子のような、辛さのない青みに

中は トマトを炊いたもの

たで酢には みょうがの花が美しく





おつくり

添えられたオクラの花の黄色が美しいですね

手前のカタバミ(緑の三つ葉)にのっているのは かんきつ系の手作りジャム

三か月泥をはかせた鯉はあますところなくお使いになります

あらい、皮の茹でたもの、煮凝り

海のお魚は 鯛

ピンクに見えるゼリーは 紫蘇の風味を利かせた出汁のきいたもの

スプーンもつけてくださいますよ



ウドの新芽や山椒など 添えてあるお野菜の珍しさに 手がとまり、見入ってしまいます

スズキです

柑橘の香や 香りの野菜、どれも邪魔せず 椀の中で それぞれが活き活きと。

お出汁はもちろん素晴らしい、すべて飲み干してしまうくらい。




トマト3種、そして キノコのパテ

柚子胡椒で爽やかに。

お盃には 白ワインの甘口、ナイアガラ


「赤とオレンジの小さいトマトは マスターカード」となかひがしさん


お盆の慌ただしさで 13日にうかがったばかりなのに 記憶があいまいでごめんなさい・・

といいつつ、ですが

後半も続けさせてくださいませ

左大文字~京都送り火~

8月16日、京都の夏の夜をいろどる 
五山送り火。
京都のおなじみ、夏の風物詩です。

大(東山)
妙法
鳥居形
舟形

そして、今年も拝見できました、
金閣寺大北山の「左大文字」

同じ夜、相前後して点火され、この五つを京都五山送り火と言います


8時15分点火の左大文字

(大文字から 5分おきに 一つ一つ点火していき、最後の鳥居形が8時20分点火です)



時間はさかのぼり・・

法音寺(金閣寺近くにある、浄土宗西山派のお寺)にて19時

左大文字保存会の方たちが続々とお寺に入っていらっしゃいます



たくさんの観光客のかたが
保存会の皆さんも 少しとまどっていらっしゃいました




法音寺御住職の読経が始まります
そして、親火から
長さ3m、直径20㎝もの大松明に火がうつされます。


大松明についた火は さらに 左大文字保存会の会員さんの手松明にうつされ、

500m離れた大北山(大文字山)まで

松明行列が行われます。

これが とても荘厳で美しく、カッコいい

奥様がご主人の松明を持つ姿を見たら、惚れ直してしまいそう



こちらが 大松明

そばにいるだけで ただただ 熱い

これを担いで走るなんて



近くを 走っていきます

炎の持つ独特のエネルギー、オーラに、それを持ちただ走る男性陣に 感動



法被姿が勇ましく、いなせ

懸命な姿が美しい



松明行列は あっという間に 目の前を走っていきます



各家の前のたいまつに 火が点り、

子どもたちが花火をするのは 毎年の恒例

この火を種火に花火しないではいられない、ですよね

少子化の今、みるとホッとする光景です



8時15分、「大」の文字の筆順通りに点火します

(大きい方の大文字は 8時一斉点火)






きもの姿の男性、女性も多かったですよ

小雨がぱらついた程度、お天気にも恵まれた、ちょっぴり涼しい夜でした


そして・・送り火がほぼ消える9時20分ごろから、

法音寺では「大文字ご詠歌」奉納と名づけられた行事がはじまります。

左大文字保存会の手によって左大文字の残り火が法音寺に持ち帰られると

その残り火を本尊に供え、

先祖の霊を無事に送り出せるようにと祈ります。

お檀家の女性が炎が消えるまでご詠歌を唱えるしきたりだそうです。


その夜は イベント的な盛り上がりを見せるのですが、

一晩たって しみじみと思い起こされる、心を落ち着かせる火

うさぎのたんぽぽも 戻ってきてくれてたのかな

忘れないことが供養になる・・そんな思いを新たにする送り火です

カイノヤ~鹿児島のこだわりイタリアン~

やっとうかがえましたカイノヤさん→
鹿児島の城山という地で(一番の繁華街天文館から歩いてすぐ)オープンされて10年、
この地方で よくぞ こだわって続けてくださったが真っ先の感想でした


鱧のフリット

カツオ出汁がふわっと香るフリットは 鱧自体に香りがしみ込ませてあるから

こちらのお店の調理法の一つです

到着して すぐ そのこだわりをいただけて 幸せ

フリットの油がすっきり切れている・・こんな風に家でできたらいいのに、としみじみ眺める・・

なんてことはなく、すぐ ぱくっ




こちらが カイノヤさん

8席だけのこだわりのイタリアンです

サービスの女性は美しく、ワインの勧めかたも楽しくて、

こちらも気負わずに そのサービスにゆだねられます





母子三代で 来られたことが とっても嬉しかった
けい娘、ロゼを ちびりっといただき中
夏の午後のロゼはキュートで 若い貴女に似合うよ、と娘に勧めてみたの
母は もう70歳ですので やっぱり なんといいますか、
コースの流れに添えず、もたつきが少しあります
ワインも回し飲みしちゃう母子三代・・こんなマナーでごめんなさいね
でも、楽しかった、感慨深いランチになりました





このランチで いただいたワイン

左より ロゼ、ゲウェルツトラミネール、シャルドネ



娘が 思わず「わあ、綺麗・・」とため息をついた ビジソワーズ

私がいただいていたトラミネールがとても合いました

ビジソワーズに バター風味のアイス、泡は黒こしょうの泡ですよ

以前は 上に黒こしょうをひいて お出ししていたそうですが、

黒こしょうの香が立ちすぎるのか、こちらの泡に変更されたそう

ブランドブラン ビジソワーズ とでも言うのでしょうか、

あまりの白の美しさに感動

泡が白いのはどうして?とうかがうと、黒こしょうの香だけ 泡にうつしてあるから、だそう




さつま芋のフォカッチャ

お菓子みたいかしら?と思っていただいたら、いえいえ しっかり お食事に合わせるフォカッチャ

さつま芋のほのかな甘みとやわらかい風味だけがしっかり残っています

個人的には オリーブオイルにオレンジなどの風味づけがないのが嬉しかった



たっぷり水を含ませて、しゃっきり感をだした 自家製のお野菜のサラダ

トウモロコシのソースが 美味・・お野菜だけでも美味しいので つけようか迷う

ソースだけをぺろっとしたくなる笑

このお野菜は すごい・・盛りつけの美しさも素晴らしい、ぜひ 食べていただきたい一品



熟成された赤牛でした

ほどよいナイフの入りで ソースなしでも十分美味しい

添えられたお野菜も 一口含むと 手間がかかっていることが分かる美味しさ、

それぞれのお野菜の味が濃い、ホントのお野菜の味がするのは 鹿児島の土壌ならではかしら

こちらのお店は 魚貝類やお肉はもちろんですが、

お野菜の美味しさは 群を抜いてます




平打ちパスタは 鹿児島・肝属半島の豚(とおっしゃっていたような・・)のミートソース




珍しいショートパスタ

ラザニアのパスタの幅の半分くらいかしら

魚介類のパスタ・・魚貝が細かくしてあり 塩で味付けしてあります
青魚の香を おそらくわざと残してあるので、好みが分かれる冒険のパスタかなと感じました



この中から お好きなお茶をどうぞ

娘は大喜びで どれにしようか決めていました

「緑茶とショコラ」など 香り高い、ユニークなお茶ばかりです



デザートは 三人それぞれ 違うものをいただけました

桃のコンポートにマンゴーのジェラートが乗ったもの




母のアフォガード



私がいただいたのはこちらのジェラート

まぜまぜしていただく、とても濃厚で美味



最後に三人ともに供されたのがこちら

チャイのプリンと焼き菓子(フィナンシェのような風味、それぞれ花の型で焼いてあって嬉しい)
まろやかで 香辛料の香が しつこくない程度に効いて、

さわやかにちょうだいしました


まだまだ、変化していきたいとおっしゃるカイノヤさん

良さをわかる客でありたい~関西で これからも美味しいものをいただいて、

少し知識も増やして、

また 来訪しよう

と思った、素敵なお店です

カイノヤ~鹿児島のこだわりイタリアン~

やっとうかがえましたカイノヤさん→
鹿児島の城山という地で(一番の繁華街天文館から歩いてすぐ)オープンされて10年、
この地方で よくぞ こだわって続けてくださったが真っ先の感想でした


鱧のフリット

カツオ出汁がふわっと香るフリットは 鱧自体に香りがしみ込ませてあるから

こちらのお店の調理法の一つです

到着して すぐ そのこだわりをいただけて 幸せ

フリットの油がすっきり切れている・・こんな風に家でできたらいいのに、としみじみ眺める・・

なんてことはなく、すぐ ぱくっ




こちらが カイノヤさん

8席だけのこだわりのイタリアンです

サービスの女性は美しく、ワインの勧めかたも楽しくて、

こちらも気負わずに そのサービスにゆだねられます





母子三代で 来られたことが とっても嬉しかった
けい娘、ロゼを ちびりっといただき中
夏の午後のロゼはキュートで 若い貴女に似合うよ、と娘に勧めてみたの
母は もう70歳ですので やっぱり なんといいますか、
コースの流れに添えず、もたつきが少しあります
ワインも回し飲みしちゃう母子三代・・こんなマナーでごめんなさいね
でも、楽しかった、感慨深いランチになりました





このランチで いただいたワイン

左より ロゼ、ゲウェルツトラミネール、シャルドネ



娘が 思わず「わあ、綺麗・・」とため息をついた ビジソワーズ

私がいただいていたトラミネールがとても合いました

ビジソワーズに バター風味のアイス、泡は黒こしょうの泡ですよ

以前は 上に黒こしょうをひいて お出ししていたそうですが、

黒こしょうの香が立ちすぎるのか、こちらの泡に変更されたそう

ブランドブラン ビジソワーズ とでも言うのでしょうか、

あまりの白の美しさに感動

泡が白いのはどうして?とうかがうと、黒こしょうの香だけ 泡にうつしてあるから、だそう




さつま芋のフォカッチャ

お菓子みたいかしら?と思っていただいたら、いえいえ しっかり お食事に合わせるフォカッチャ

さつま芋のほのかな甘みとやわらかい風味だけがしっかり残っています

個人的には オリーブオイルにオレンジなどの風味づけがないのが嬉しかった



たっぷり水を含ませて、しゃっきり感をだした 自家製のお野菜のサラダ

トウモロコシのソースが 美味・・お野菜だけでも美味しいので つけようか迷う

ソースだけをぺろっとしたくなる笑

このお野菜は すごい・・盛りつけの美しさも素晴らしい、ぜひ 食べていただきたい一品



熟成された赤牛でした

ほどよいナイフの入りで ソースなしでも十分美味しい

添えられたお野菜も 一口含むと 手間がかかっていることが分かる美味しさ、

それぞれのお野菜の味が濃い、ホントのお野菜の味がするのは 鹿児島の土壌ならではかしら

こちらのお店は 魚貝類やお肉はもちろんですが、

お野菜の美味しさは 群を抜いてます




平打ちパスタは 鹿児島・肝属半島の豚(とおっしゃっていたような・・)のミートソース




珍しいショートパスタ

ラザニアのパスタの幅の半分くらいかしら

魚介類のパスタ・・魚貝が細かくしてあり 塩で味付けしてあります
青魚の香を おそらくわざと残してあるので、好みが分かれる冒険のパスタかなと感じました



この中から お好きなお茶をどうぞ

娘は大喜びで どれにしようか決めていました

「緑茶とショコラ」など 香り高い、ユニークなお茶ばかりです



デザートは 三人それぞれ 違うものをいただけました

桃のコンポートにマンゴーのジェラートが乗ったもの




母のアフォガード



私がいただいたのはこちらのジェラート

まぜまぜしていただく、とても濃厚で美味



最後に三人ともに供されたのがこちら

チャイのプリンと焼き菓子(フィナンシェのような風味、それぞれ花の型で焼いてあって嬉しい)
まろやかで 香辛料の香が しつこくない程度に効いて、

さわやかにちょうだいしました


まだまだ、変化していきたいとおっしゃるカイノヤさん

良さをわかる客でありたい~関西で これからも美味しいものをいただいて、

少し知識も増やして、

また 来訪しよう

と思った、素敵なお店です

鹿児島ラーメン こむらさき

「こむらさき」

昭和25年、こむらさきは 小さな平屋で始まりました。
女将と 3か月だけのお手伝いのつもりで厨房に入った台湾のラーメン職人王(おー)さん、
そして親戚の娘さん三人のスタートだったそう。
王さんは やがて女将と結婚し、
初代こむらさき主人として ラーメンの味を確立。
栄養学を その当時からとりいれていたそうです。
たくさんのキャベツは 栄養のバランスをとるため、
かんすいや 防腐剤を使わない など。
よそにない味と当時珍しいオープンキッチン、
評判が評判を呼びました。
(きっと けい祖父なども行ったのでは・・)
ラーメン一杯50円、
ちなみに 映画館の入場料が80円の頃の話です。


私がうかがったのは 天文館の本店ではなく、
鹿児島中央駅隣接のあみゅプラザの中にある、こむらさき さん

鹿児島でのラーメン激戦区 天文館でも 65年愛され続けている味です・・と言いつつ、

おそらく 私は 3,4回目くらい

田舎のてぃ~んえいじゃ~だった中高時代は パスタとかピザとか 食べちょったもはん・・


おつけものが出るのが 鹿児島のラーメン

たいてい お大根の浅漬け

こちらのは 少し 甘みが効いていました。

お醤油が 各テーブルにあるのは お漬物用で、このお漬物 いくらでもおかわりさせてくれますよ


「こむらさき」という屋号は
江戸時代の売れっ子花魁の名前にあやかったもの。
商売繁盛を願ってつけられたそうです。

京都、宮崎、熊本にも「こむらさき」という屋号のラーメン屋さんがありますが、無関係だそう。
熊本の「こむらさき」さんは
鹿児島のこのお店のラーメンを好み、熊本で近いお味を、とあやかって 屋号にしたと聞きました。



↑↑はい・・箸置きがないと すぐ 箸袋を折ってしまうクセがあります


ラーメンは 具はたっぷり、キャベツ、ネギ(青ネギです)、シイタケ(王さんのこだわりかしら)

小さいけれど た~くさんの 豚バラのチャーシュー。

麺は かんすいを使わない、白っぽい ストレートの麺。




「底から混ぜて お召しあがりください」の言葉に
昆布だしが 効いているのか、さっぱりしています。
体にいいスープ・・豚骨ですが くせがないので さっぱりした食感。
おろしにんにくをたくさん入れていらっしゃる男性も。

大阪の「つる万両」さんは暖簾分けのお店、
宮城・仙台の「天下一品こむらさき」も鹿児島のこのお店から店名をいただいたそうです

久留米ラーメンの影響がない地域は九州では珍しいそう
鹿児島ラーメン、オリジナルできばっもんそ

鹿児島さんぽ 美味グルメ

晴天の中、鹿児島のホテルに到着~
大阪も連日猛暑日が続く頃で、鹿児島だから暑いと感じることもなく、
すがすがしい景色
鹿児島空港から 車で40分ほど、鹿児島市内の城山観光ホテルです

桜島を望むビュースポットの城山展望台に隣接している、標高108mの城山に建つ老舗ホテル

部屋からの眺望も いいでしょう




さっそく 海へ

仙巌園(島津のお殿様が作った名園、篤姫のドラマでよく出てきました)の向い、海側にある

磯海水浴場

このお餅は 名物の 両棒餅(ぢゃんぼもち)

焼いた餅を2本の竹串に刺し、砂糖・しょうゆ・でんぷんで作ったタレをからめてありますよ

(ちなみに みそ味もあります)



海水浴場からの眺め
ラッキーなことに ほぼプライベートビーチを使用することが出来、
向こうに見えているのは 母や家族
磯海水浴場は 何より眺望がいいんです
桜島に向かって 泳いでいきます




娘のリクエストで お昼は 黒かつ亭

黒豚の角煮



ロース肉とヒレ肉のカツ、
豚汁は 麦味噌仕立てで 鹿児島人だった私には懐かしいお味



夜は ゆっくりホテルにて
フレンチにしたのは 桜島の夕景を見ながらご飯をいただきたかったから
もうすぐ 日が暮れていきます


コースのお食事の中にも 黒豚の煮込みが



翌朝も 部屋から桜島


2日目の夜は お寿司
宮崎市が国産キャビアに力を入れているのは知っていました
二度ほど 問い合わせをしてみましたが、昨年は品切れ状態だったの
キャビアは 贅沢ですね
色も艶も美しく、シャンパーニュに合います
いただいたのは 鹿児島市内です

同じ南九州、
宮崎のキャビアも よろしくお願いいたします
鹿児島グルメ、もうすこし 続きます~

西郷さん~鹿児島~

西郷さん(せごどん って愛情をこめて鹿児島では言います)
鹿児島で一番 有名な偉人さん

薩摩藩の下級武士の家に生まれ、島津斉彬の側近として活躍しました。
後に明治維新の立役者になり、
新政府でも参議、陸軍大将など要職を歴任するも、
遺韓論争に敗れ、政府を去り 鹿児島へ帰郷。
西南戦争で 自決。


西郷さん

ペットの犬は リク

こちら 維新ふるさと館では 西郷さんの軍服、大久保利通さんのフロックコートを着て

写真を撮ることもできますよ~



そして また 西郷さん
アプリを取り入れて 黒いカーテンの前にたつと
あ~ら不思議スマホの画面には 西郷さんが
でも、私には見えないから 立ち位置 悩みます~


大久保利通さんバージョン
けい娘でございます



またまた、西郷さん

けいと ブヒブヒけい娘



た~くさん 走ってます

西郷どんと篤姫バス

西郷どんが手に持つのは 薩摩切子


西郷さんだらけの鹿児島に おじゃったもんせ~







白熊スイーツ~鹿児島~

鹿児島といえば 白熊
今や 全国区の人気を誇ります~
かき氷のミルクかけに フルーツをのせた、この「白熊」
鹿児島県民には なじみ・・いえいえ、あって当たり前のもの
きっと 鹿児島のたいていのご家族には
ここの味が好きって思えるなじみのお店があるんじゃないかしら
ちなみに 私が一番好きなのは 遠く、大隅半島 寿町にあるエルムさんの白熊と黒熊です
(エルムさんの黒熊はチョコレート味)

今回は 鹿児島市内の帰省・・で、
王道むじゃきさんへ


上のレーズンと缶詰のさくらんぼで 熊の顔に

むじゃきは 「白熊」発祥のお店

熊の顔をイメージしたかき氷に 自家製のミルクと蜜をかけ、

スイカやメロン、缶詰の果物などをてんこ盛り

今どき こんな色のぜリー? 

缶詰のフルーツこんなに?と

突っ込みどころは満載ですけど

それが と~っても懐かしくて、子どもの頃を思い出す、

嬉しいおやつなんです


氷は かんなで削るように かくので

やわらかい ふわふわです



同じ「白熊」を三方向から

アップにじゅうぶん耐えうる「白熊」力



鹿児島と言えば白熊、いつの間にか 有名になっちゃった

シロくまロールケーキを空港で発見

MORIZOさんは ロールケーキが美味しいケーキ屋さん

こんなお品を作っていらしたとは確かに白熊っぽい




話はさかのぼり・・・

帰省初日のこと

さっそく白熊を食べに行ったのですが、

10組ほどお待ち

で、あきらめて ハンディしろくま

窓口で オーダー、番号札をもらい、少し待つと いただけますよ



じゃじゃ~~ん

プラスチックスプーンとお手拭をいただいて、

椅子に座り さささっといただいちゃいます

ハンディ白熊、

ちょうどいい大きさで オススメです~



篤姫のきもの~維新ふるさと館~

維新ふるさと館は 新幹線も停まる鹿児島中央駅から徒歩8分にある、
鹿児島の歴史がわかりやすく展示されている博物館です

その中の ”篤姫(天璋院)コーナー”

島津の分家に生まれ、島津本家→京都九条家の養女となり、
13代 徳川家定の御台所(正室)になった篤姫
幕末の大奥を束ね、江戸城無血開城を果たし、薩摩には帰ることなく徳川家存続に心をくだいた女性です
こちら、維新ふるさと館には
宮崎あおいさん主演の大河ドラマ”篤姫”の衣装が展示してあります



御嫁入道具は 西郷隆盛が道具係でした

漆箔などの目利きができるようになったのは、篤姫様の御婚礼をお手伝いしたから、と

後々 西郷隆盛は語っていたそうです

徳川家の葵の家紋と九条家の家紋が美しく入ったお嫁入り道具の数々には

ただただ、ため息





篤姫の衣装
朱地金雲に鳳凰の丸柄金襴振袖打掛
(しゅうじきんうん に ほうおう の まるがらきんらんふりそでうちかけ)




篤姫の衣装


朱地疋田に花柄格子金襴振袖打掛

(しゅうじひった に はながらこうしきんらんふりそでうちかけ)




近くでとれたので、近影


きもので 朱色は 若いころ着る色とされていることが多いので、

おそらく 御台所になられて 間がないころのきものでは、と思われます



7時   起床と共に入浴

8時   朝食と結髪(朝御召し)・①

10時  将軍を迎え 朝の挨拶(総触れ御召し)・②

12時  昼食(昼御召し)・③

14時  来客との対面や少しの自由時間 お稽古ごとなど


17時  夕食(夕御召し)・④

20時  就寝(御寝御召し)・⑤



これが御台所の一日

一日5回の御召かえ・・大変そうですね

タイムスリップして きものを拝見したいです






堀北真希さんが演じられた、皇女 和宮の衣装

14代将軍徳川家茂に降嫁された、孝明天皇の妹さんですね

紅地亀甲地紋に向い蝶柄有職模様袿

(べにじきっこうじもん に むかい ちょうがらゆうそくもよううちぎ)


紅の地に 生地には亀甲がうっすら見えますよね 

そして、向かい合わせの蝶がおめでたいお色で織りこんであります



映像でいくつかのきものを比べることができたのですが、

篤姫のきものに質実剛健な武士のイメージがどことなく入っているのに対して、

和宮のきものは どこまでも雅

お召し物の違いで 今までの育ってきた環境や学んだ文化まで 垣間見え、

興味深い映像でした


維新ふるさと館、行ってみてくださいね



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