上賀茂秋山さん 9月のお夕飯①
月に帰ったうさぎのたんぽぽをいつも思いつつ
「どんな冷酒がいいですか?」
いつも聞かれて うまく答えられない私・・答える一文を準備しておこうといつも思うのに
今回も結局、
「純米吟醸か大吟醸で からいのくださいな」
う~ん・・・粋でない一言だわ
お出しくださったのが こちら
喜楽長(きらくちょう)
辛口 純米吟醸
原料米は山田錦
「うまみのある辛口が呑みたい」そんな気持からこのお酒は生まれました。
米のうまみを感じられ、のど越しはさわやかで、
飲んだ後、辛さが余韻として楽しめるタイプ。
「うまい辛口」をめざしました。
食中酒としておすすめします。
お料理の味わいをより一層引き立ててくれます。
裏の説明の記載です
滋賀県東近江の喜多酒造さん
さて、一品め。
さよりを炙ったものに かぼちゃ、ナスの素揚げなどを添えて。
栗をスライスしてあげたものが 味のアクセント、ほっこりします。
いただいたのが もうずいぶん前なので、ごめんなさい、記憶をたどりつつ・・
ふっくらした身が 秋の豊潤を語ります。
玉ねぎのポタージュ。
真ん中は粒マスタード、
手前はモロヘイヤのピュレ。
栄養満点ね
椀物・・蓋は萩に月
白身の魚の真丈(しんじょう)
いんげん、
まんがんじ(辛くない唐辛子)、
かんらん(キャベツのこと)
そして、
真丈の中には なんきん(かぼちゃ)
名前に”ん”が二つあるものを重ねていただくと演技がいいんですって
おつくり
太刀魚、鯖、鯛
春の時期を桜鯛、そして 秋の今の時期を紅葉鯛・・
その呼び名だけで 幸せになれますね
うふ、こちら、なんだと思います?
お箸置きです。
漢字の”月”なの
うにを もう一種類・・三陸。
焼いた白身のお魚・・鰆だったでしょうか
ニラと合わせて
ニシンの身のような・・そうですね、雰囲気は 割と甘めのお出汁のニシンそば風かな。
しし唐、ナスが揚げてあり、甘みを添えています。
中から・・出てきました、おそうめんには太いかな。
不思議な麺類・・細い細いおうどんの感触。
この日、少し涼しくなった日で、
夏の名残をいただいているセンチメンタルな気持に。
次の冷酒
「甦れ 甦れ 甦れ ガンダム~」のシャア アズナブル
その声を担当されている、池田秀一さんとコラボしたお酒です
赤い彗星シャア なので、 ラベルは 赤
お酒の名前は 秀一
「お前、良い酒造れよ!」
2007年、備えの地に足を踏み入れた池田秀一氏は
小さな日本酒BARの店主と若き蔵元と出会った。
別れ際、蔵元の肩をたたき「良い酒造れよ」と彦根を後にした。
こよなく日本酒を愛する池田氏の心と一博蔵元のひたむきな酒造りをラベルにのせ、
ひとりでも多くの人々に滋賀の酒を、
果ては 国酒たる日本酒が栄えんことを祈り、だされた。
「秀一」が秀逸だといわれるその日まで酒造りは続く。
至福の時を 乾杯!
裏のラベルには 池田秀一さんのお写真も入っています。
滋賀県東近江 中澤酒造さんのお品です。
定番の黒豆のおかゆ・・
これをいただくとホッとする不思議・・
栗やサツマイモなどが入って秋の風情ですが、それほど具自体に甘さがなく
塩が効いて、それがとても心地よかったです。
次回のブログに続きます