バレエの歴史とKバレエカンパニーのロミオとジュリエットの講義を聴講するために
神戸女学院大学へ
女子大生のかたにもキモノに興味を持っていただきたくて、
可愛らしい染め帯で行きます
岩田呉服店さんでお安く購入した、ちりめんの卵色の帯揚げ
道明の赤(赤もいろいろな赤があり、それぞれ名前がついています)の帯締め
紬には小さな花が織り込んであります
門戸厄神駅から とことこ歩いて、キモノでも10分ほど
神戸女学院大学は 久しぶり、
今まで 3度ほど うかがっています
今日の全身はこんな感じ
先月拝見した、熊川哲也さん主演 カルメン
Kバレエカンパニーは お役に名前のつかないかたさえも とてもクオリティが高いのです
ワタシ、今は こんなに丸っこいんですけれど、
10年前まで バレエに携わっていまして、
さらに、
娘の 週6日 学校が終わり23時まで踊り続ける生活に先一昨年まで つきあってきました
跳ぶ、回る だけでなく、難しいパ(動作の運び)はわかるつもり
そして、
かなりうまく踊らないと かっこ付かないパ、もわかるつもり
熊川哲也さんの振り付けは そんなパの連続、
気を許すと カッコ悪く見えるようなパが続き、
そして、
誰もがはっとする回る、跳ぶシーンが間に入ります
たった10秒にこれだけ 詰め込むの??こんなに サービスしてくれるの??と思うくらいのパの多さ、
いつもいつも感動です
先月フェスティバルホールでの
このカルメンは
熊川哲也さんがドン・ホセで主演、
ロベルタ・マルケスさんが カルメンを演じました
カルメンは 大人の素晴らしい作品・・
惹かれあっても 相性というか 人間性がかみ合わない相手っているでしょう?
(若者よ、そんな恋もあるのだよ)
この二人はまさしくそう
追いかけたら ウザイと思われ、誘ったら 本気にされ過ぎる
バランスの悪い二人が 最後まで人生をからめてしまう、そんなお話
この日の講義は 女子大生向けのものに参加させていただくので・・
同じ熊川さんとマルケスさんの素晴らしい”ロミオとジュリエット”です
(このお二人のロミジュリは 本当に最高・・踊りの素晴らしさと感情表現の美しさ)
若い女子大生さんには ”ロミジュリ”がいいですね
王子さまがあまりに似合う熊川哲也さん、
華奢で小柄で 美しすぎて あまりに切ないジュリエットが似合いすぎるロベルタ・マルケスさん、
そして
衣裳の豪華さ、
照明の裏話、
演出の斬新さ、
プロコフィエフの曲のテンポを変えて感情を表す手法
一度、フェスティバルホールで生で観た舞台を
ビデオで 振り返りながら説明してもらう・・
女子大生さんの中で 一番食いついていたオバちゃんかも笑
この講義でおさらいした バレエの歴史は
セルゲイ・ディアギレフのバレエ・リュス(ロシア・バレエの意味)
バレエのお稽古をしたかたなら 必ず耳にし、目にする舞台 「火の鳥」、
そして 同時期に必ず語られる、
ニジンスキーの「牧神の午後」
(なんと この作品、我が国の著名な作曲家 山田耕作が観ていたのです 感想も残されているんですよ)
そして、
いよいよ モダン・ダンスの女神 イザドラ・ダンカン
・・・
ちょっと コアすぎる内容、すみません
はい、バレエ大好きなんです
とても貴重な 大学の授業の聴講、快諾してくださった 西尾智子先生に感謝しつつ、
(そして 車で送ってもらって・・図々しいワタクシ・・)
胸いっぱいで帰宅しました